メデイアの世論調査を見ると「いつの調査?」と疑うくらいに内容が同じ結果なのだ。設問の仕方にもよるだろうが、[何故?]と思うことが多い。
読売新聞の2021.5.10世論調査を見ると、菅内閣支持は43%、不支持が46%で拮抗している。「指導力がない」、「他に良い人がいない」の消極的支持だろうが、「次の首相に誰がふさわしいか」の設問に菅さんは5位でたったの4%だ。
10人の中からの選択だろうが河野さん23%、石破さん19%、小泉さん13%、安倍さん11%に次いで菅さんだ。期待されるべき岸田さんは2%で国民の支持は低い。
どうして「他に良い人がいない」で菅支持になるのか。トップが河野さんだが何故だ。行革で顔出しが多かったが、今はワクチン接種問題の担当大臣だが「どんな仕事をしているのか」と疑問が出ている。
石破さんはいつも国民的人気が高いが自民党永田町では人気がない。今までは政府の批判もやっていたが、今は批判のトーンを落としている。メデイアも取り上げる機会が少なくなった。
新型コロナ対策、緊急事態宣言での対応で安倍、菅と続く政権への批判も上がっている。最近の補選などの結果でも自民党は苦戦だ。県連と本部で候補者選定にちぐはぐさが目立ってきた。
「他の人よりマシ」「他に良い人がいない」で政権維持を図っているときではないのではないか。思い切ったイメージチェンジも考えた方がよいのではないか。
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2021.5.9掲載
小さな記事の大きな課題(29):「政治の劣化を憂う? 昭和の方がよかった」yamotojapan.blogspot.com/2021/05/blog-post_53.html
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