どうして議論が広がらないのだ。東京都医師会・尾崎会長の「東京の場合はオリンピック開催の条件は一日の感染者数100人以下」発言だ。私もうっかりしていた。テレビ朝日の報道ステーションで11日報道されたらしいが見ていなかった。
改めて東京都医師会のHPから東京オリンピックを安全に開催するには一日の感染者数100人以下にすべきだと言う。又「オリンピック関係者だけで対策を練ればよいと言うものでもない」と組織委員会や政府が「講じるべき安心安全対策」を検討しているが、皆で真剣に検討すべきだと言う。
今の感染者数は15日、東京で850人、1000人を超えることもある。100人以下を安定的に維持できる状況を6月末から維持することが出来るか。
誰が考えたって不可能だ。500人以下にもならない。そういった基準は変異株が流行する前の条件だ。今はまったく条件が違う。
専門家の集まりである分科会も政府のYESMANではなくなった。専門家としての意見を通す姿勢に変わった。
都民の安全、健康を守る都医師会の会長の発言は重い。日本医師会の会長は国民に厳しいことを要求するが自らは、100人を超える医師会選出の参議院議員の政治資金パーテイーに参加していたことが週刊誌にすっぱ抜かれ言行不一致で信用が落とした。
しばらくはテレビに出てこれないだろう。
尾崎会長には行動を律して「東京オリンピック開催条件は一日の感染者数100人以下」を強く指摘してほしい。
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