2021年5月10日月曜日

東京オリンピック開催の可否:菅総理! ペーパーの棒読みでなく、真剣に議論すべきでは

菅総理! もう真剣に東京オリンピック開催の可否について議論すべきではないのか。尾身さんも「議論すべき時期」と指摘していたではないか。

10日の衆院予算委員会のNHK中継を聞いていて驚いた。立憲民主の山井さんが「ステージ3,4でも東京オリンピックをやるのか」「東京オリンピック時に感染が拡大していても予定通り開催するのか」と菅総理に迫ったが、菅総理は「感染対策をしっかり講じて安心して参加できるようにする」「国民の命と暮らしを守る」と従来の答弁のオーム返しだ。

「答弁になっていない」と山井さんは重ねて質問、逃げる菅総理に「オリンピックファーストと言われても仕方ない」と畳みかけるが、菅総理は「今、申し上げた通り」と同じ答弁を繰り返す。

菅総理にとってはオリンピックを強行し支持率を上げ総裁選、衆院選を戦っていきたいところだろうを。ここで東京オリンピック中止は致命的だ。

今日の東京の感染者数は600人弱だが、専門家の予測ではこのままいけば7月には1500人と言うシミュレーションもあるらしい。

国会審議では専門家のアドバイスと菅総理の政治判断との問題も質問されたが、専門家のアドバイスと菅総理の政治判断は違うらしい。しかし最後は菅総理が責任を持つのだろう。失敗すれば政治責任を追及される身だ。

東京オリンピックの開催の是非はIOCにあるらしいが、開催国の国民の健康と安全を守るのであればバッハ会長に進言すべき立場にあるのではないか。


 

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