2021年5月25日火曜日

高橋参与の「さざ波」「屁のよう」発言:数学者、データに基づく判断だが国民感情では?

新型コロナ対策で感染者数、緊急事態宣言を「さざ波」「屁のような」ツイートをし、国民の感情を逆なでしたと批判されて高橋・内閣官房参与が辞職を申し出、菅総理が受諾したという。

高橋さんは「申し訳ない」と謝罪しているというが、「さざ波」発言と間をおかないで「屁」発言は本当に本人が反省しているとは思えない。さらに官邸スタッフの立場も無視した発言だ。

彼は優秀な数学者だ。データに基づき 判断する。だから今の感染者数、緊急事態宣言を海外と比較するとあのような発言になったのだ。本音は、「実態はこうなのだ」と国民に知らしめていたのだ。

今、数学的考え方は重要になってきた。文科系の学部も数学を必須にしている。

あのアインシュタインの一般相対性理論も数学者の証明がなかったら成果はなかったのだ。

物理学者は自然現象の法則を研究し、新理論を発表するが、数学的解析で証明され、さらに実験や観測で証明されて初めて認められる。そして運が良ければノーベル賞受賞だ。

高橋さんはある意味で本当のことを言ったのかもしれないが、国民は冷静に判断すべきだ。

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