新聞報道によると、IOCゴーツ副会長が「緊急事態宣言下でも安全、安心大会は開催できる」と発言、日本政府、東京都に開催に向け「王手」で迫った。日本は次にどんな手を打つか。
日本は変異型ウィルスの蔓延で緊急事態宣言の自治体が増えている。緊急事態宣言下で何が「平和の祭典」というのか。「カネ、カネ、カネ」のIOCが開催強行を狙っているのだ。
平和の祭典とは昔のこと、今は「商業イベント」だ。
大会成功のカギはワクチン接種にあるとみている。日本はいま、感染拡大で医療体制がひっ迫している。そこでIOCは医療体制支援を持ち出した。参加選手にワクチン接種のためにファイザー社と供給の契約をしたというし、医療従事者も送り込むという。
IOCは日本人を守るためというが、そうであればむしろ「中止」すべきではないのか。
このゴーツ発言で菅総理の5月末期限での宣言解除、延長の判断が鈍るのではないか。解除基準もはっきりしていない。
現時点では延長の意見が大きい。中途半端な解除ではまた、感染拡大が始まる。その時はオリンピック開幕直前だ。
ゴーツ副会長が6月中旬、バッハ会長は7月初めに来日するらしい。「開催ありき」のスケジュールが進む。反対のキャンペーンは海外メデいアに頼むしかないか。日本で阻止する力はない。
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