2021年5月26日水曜日

米国、日本への「渡航中止」勧告、オリンピックは「安全が確保」か

 日本はいま新型コロナ感染拡大防止に首都圏、地方を含め緊急事態宣言下にあり、5月末の期限が迫るが、延長論、さらに宣言要請が増えている。この状況下で米国は日本への「渡航中止」勧告を出した。ただしオリンピック関係は安全対策が講じられているということで除外か。

ワクチン接種者も含めての渡航中止で、ニュースでは「移らない、移さない」ことで日本国民の安全、および米国民を守るというのだ。

昨日は日本政府も驚いた様子はなく事前に通告があったのだろう。

今の時点では海外では「国民の安全健康を守る」ことと「オリンピック開催」を別問題と考えているのだろう。いかなる国も東京オリンピック中止の口火は切りたくない(北朝鮮を除いて)。

でも、今の日本は人出、人の流れが抑えられていない。GW後の人流は増加という。そこに海外からオリンピックで10万人も入国して来たらどうなるのか。PCR検査体制、外出禁止、交流の禁止が本当にできるのか。

G7、Quadなど関係国がどう出るか。目がはなせない。バッハ会長は「最後の一周」「直線距離に入った」と開催へのゴールが近いことをほのめかしている。強引に進めるつもりなのだろう。

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