感染者数拡大は高止まり、変異株が主流になり感染拡大、重症化、病床確保が逼迫、医療機関は破綻状態、政府の緊急事態宣言が右往左往の現状で地方の首長が疫学調査の結果、感染経路85%が「マスクなし会話」という実態からマスクの有効利用で独自の経済再開発に取り組む自治体も出てきた。
一方で、疫学的調査と言いながらPCR検査数は少なく、20~30代の若者層に感染者、重症者が増加、感染経路不明者も約60%となり1000人を超える感染者数の高止まりが東京の現状だ。
新聞報道によると、新型コロナ対策で右往左往する菅総理が官邸で福井県の杉本知事と会談しコロナ対策で「福井方式」を学んだそうだ。福井県は積極的疫学調査で感染経路の85%が「マスクなし会話」と結論付け、「マスク着用」で経済再生に力を入れると言う。
菅総理は「こういうデータが出てきたのは初めて」と、今後疫学調査を強化しデータ収集、分析を全国的に展開すると言う。
今さら何を言っているのか「マスクは感染防止に効果がある」と言われていたが、感染経路調査ではっきりしたのは初めてか。
東京もPCR検査数が少ないのは、積極的疫学調査のためと言っていたが、感染経路不明は60%にも及ぶ。本当に分からないのか、調査が不十分なのではないか。
感染者の年齢、職業、2週間ほどの行動、繁華街、職場、飲食、街中の行動、マスクの着用状況など細かくチェックすれば追跡可能ではないのか。危険な場所として夜の飲食、カラオケ、享楽を求めての危険な場所、そしてそれぞれでのマスクの着用状況など解析結果がないのか。
新規感染者数が少なく、変異型感染割合を新聞から拾ってみた
福井県新規感染者9人、変異型97%、山梨県9人、79%、鳥取県9人、77%、島根県10人、100%、徳島県9人、89%、高知県4人、50%(新規感染者数は5月13日調べ)。
感染者数が少ない県は首都圏、関西圏から離れた立地だ。それでも変異型が高率なのは、空気感染とは考えられず関西圏との交流があったためか。それにしてもそれぞれの首長のコロナに対する強い姿勢があるのではないか。
一方、新聞報道では産安研もAIを活用しコロナ対策のスピード検証を行っている。サッカースタジアムでの調査でマスク着用は94%だったそうで、無対策に比べて感染リスクは94%減じたと言う。
では、6%のリスクはあったのか。大きなイベントでの感染者数の調査が無いが感染はしているが、問題が大きすぎることを考え黙り込んで、経路不明になっているのか。
今まで厚労省が主導した積極的疫学調査の分析結果が知りたい。
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