東京都も感染者数に歯止めがかからず、60代以下で重症者数が60%を占めると言う。新聞報道で見ると週平均で感染者が前週を上回った日が多い。新たな感染者数が840人に対して感染経路不明者が503人、これも60%だ。
厚労省がPCR検査に拘る理由に積極的疫学調査があった。感染経路を確認し公的機関でPCR検査をし調査の結果信頼性を高めることだったと思う。
その疫学調査がどうなったのか。感染者が何故感染したのか分からないでは調査にならない。テレビで調査画面が映っていたが、保健所職員が「4月に何をしたか」との質問に「覚えていない」というシーンを流していた。
本当のシーンか、「やらせ」か分からない。2週間前に「何をしたか」など思い出せない。私の場合は仕事は無いので、いつもの生活パターンは決まっている。特別に、たとえば運転免許の更新に行った時はカレンダーに記録し、特に理由はないが6日後に体調に異状がなければ「問題なし」と判断している。
鼻水、のどの痛みが出れば直ぐ市販の風邪薬を飲み様子を見る。新型コロナウィルス、季節型インフルにも共通する症状だが、取りあえず風邪薬を飲んで様子を見るのだ。直ぐ症状が改善すれば「普通の風邪か」と言うことになる。
開業医の入り口に張り出された発熱患者についての注意事項を見ると面倒になる。
どうだろう。感染経路追及のために一人ひとりが行動記録をつけてみたらどうか。「自分を守り、他人を守る」ことになるのだ。そういうと直ぐに「行動の自由」「監視社会」と批判する人がいるが、そんなことを言っているときか。
そうすればどこに行った時、何をした時かが絞られてくる。3蜜が回避できていたか、危険な場所ではなかったか、一緒にいた友人は大丈夫かなどが分かってくる。
今は、従来の対策をしていた通りにやっても感染患者が出ているのだ。問題は環境中のコロナウィルスの数だ。人ごみの中の大気を吸引、コロナウィルスを捕集し数の調査をしたらどうか。大気中の環境測定のやり方だ。変異株は感染力が強いということはウィルスの数が少なくても危ないと言うことだ。
いろんなこと、調査をやってみるのには今がチャンスだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿