小さな記事の大きな課題（３０）：中川日医会長 コロナ対策で言行不一致ではないか

 日医会長の中川さんは、新型コロナ対策で医療機関の破たんの危機に面し一層の対策を要求していたが、その中川さんの１か月前の言行不一致の行動が暴露された。次の会見に「どの面提げて」出てくるのか。

12日夕方のニュースで記者の質問に「問題なかった」と強気の弁解をしていたが、ビデオ出演の方法もあったという。

何のことかと思っていたら、先月、自民党参議院議員の自見さんの100人規模の政治資金パーテイーに役員１２人と共に出席していたというのだ。勉強会の形式をとり食事は出なかったと新聞に載っている。だから「問題はない」とでもいうのか。政治資金パーテイーは不要不急の会合ではないのか。

東京をはじめ日本全国で新型コロナウィルス感染拡大が問題になり、中川さんも日医会長として一段の対策が必要と訴えているではないか。

要職にある人の発言には重みがある。しかしこんなことでは中川さんの信用は地に落ちたことにならないか。

次に「どんな面提げて」出てくるのか。