2024年10月31日木曜日

総理大臣指名選挙で各党対応がバラバラなら、一層の事各議員が自由投票したらどうか

特別国会での総理大臣指名投票で、与野党それぞれバラバラな対応しかできないのであれば、一層のこと、決選投票では各議員が自由投票すべきではないか。党や派閥のしがらみを超えて、初めて国民に選ばれた国会議員として自分の自由意思で選ぶのがいいのではないか。

自民党だって、石破総理ではまとまりがつかないだろう。裏がね問題、2000万円を非公認候補にも支給するちぐはぐな対応で議席数を落とした。石破、森山を良く思っていない議員は多いはずだ。

公明党だって石井代表が落選し、神通力は失った。むしろ党内をどうするかが先見事項だ。

維新の会も議席数減で、国政政党としての存在感も薄くなった。

共産党はさすがだが議席数が伸びない。裏かね問題、2000万円支給問題を 暴いた功績は大きいが、国民への理解はいまいちだ。

その他の党もそれぞれ課題を抱えている。代表、党首の名前を書くほど団結力があるのか。

ここは一層のこと、各議員が個人の判断で「石破」を書くか、「野田」を書くかを決めたらどうか。

国会議員は選挙区や党の代表ではない。全国民の代表なのだ。

今日の新聞を読んで(707):何故、立憲主導の野党連携ができないのか、自民と組して政治改革できるのか

 何を考えているのか、野党の連中は? 自民党の政権に批判するために政党を結党し、政治改革しようとしてたのではないか。それなのに今のチャンスに野党第一党の立憲にくみすることを嫌っているのか。

確かに各党ともに事情が違うらしい。

国民民主は指名選挙で「玉木」と代表の名前を書くらしい。決選投票で玉木と書いても死票で野田票が減るばかりだ。

民主党、希望の党以来の立党の違いはあるだろうが、自己都合を国の政局の重大局面に持ち出していいのか。政策を実現するために自民党と部分連合を考えているようだが、結局は裏切られて沈没する国民民主の可能性が高い。

維新の会は、馬場代表の責任問題が出ていて、それどころではないのか。

共産党はさすがだ。前向きに考えるという。

自民党と組する政党は、自民党の今の状況を「良し」と考えているのか。裏かね問題、旧統一教会問題は解決していない。政治とカネの問題も政治資金規正法改正も曖昧のままだ。いつだって安倍頼みの方向を出す。脱安倍ができていないし、アベノミクスも検証されていない。

選挙中は石破総理まで、「あの悪夢のような民主党政権」と安倍フレーズを使って立憲を批判しているが、野田さんは民主党政権時の総理だ。安倍さんと党首討論し「政治改革で約束してくれれば明後日解散します」と発言したが、安倍自民党は約束を守っていない。

野田さんは「前に進むか、後ろに後退するか」の選択選挙を訴えたが、国民は自民党を選び、「後ろに後退」を選ぶ失敗をした。

野田元総理の実績を評価しなおし、今回の政局を野田で一本化し、石破と戦ったらどうか。

何のために立党までして、何を求めているのか。







2024年10月30日水曜日

政治が変わるとき:特別国会での首相指名選挙の決選投票で野田?

野田代表が「政治を変わるのは政権交代だ」と訴えていたのが本当になりそうな気配がしてきた。特別国会での首相指名選挙では第回目は各党首の名前を書くのが常道だが、過半数に至らなかった時は、決選投票だ。

今回の選挙では自民党は比較第一党、立憲民主は野党第一党で議員数では過半数には至らないない。当然ながら自民党、立憲民主党は他党に協力を要請するが駆け引きも激しい。

若者の支持で議員数を伸ばした国民民主は「玉木」と書くという。他の党も党首、代表の名前だ。

しかし、決選投票になると様子が違う。「石破か野田か」だ。

石破さんは従来正論を吐いていたが、今回の選挙戦では石破カラーは色あせ、自民党内でも反感を買っている。野田さんは民主党政権時の総理経験者だ。解散総選挙時は「前へ進むか、後の退くか」の選択だと国民に訴えたが国民は自民党を選び、政治改革では後退する結果になった。

各党どう判断するか。

国民民主は「玉木」と書くらしいが、全員が玉木ではなかろう。そして白票になり無効だ。

その他の弱小政党は、本来自民党政治に反対し設立され、今回議席を得た経緯がある。自民党の石破と書くはずがない。

問題は自民党だ。裏けね問題、旧統一教会問題などの処置で不満を持っている議員は多いはずだ。ここは反石破で一泡ふかさせようと考えていても不思議ではない。自分一人ぐらいがのだと書いても延滞に映子湯は少ないだろうと考えていたら、意外に多くの議員がのだと書いてしまった。

安易に考えていたが、石破が敗れ、野田になった。政権交代だ。

こういうことになることを期待したい。

石井代表も落選の公明党の今後:政権与党として自民党に食いつぶされる運命か

 新しく設定された選挙区とはいえ、今まで比例で当選していた公明党の石井代表と言えども小選挙区での選挙は厳しい。今回の選挙で公明党は8議席減の24議席になり、代表を失ったために次期代表にだれがなるかが問題だ。

公明党は政権与党としてうま味の多い国土交通相を要求してきた。自民党内には「取り返せ」という話も多いらしい。

自民党は公明党を抱えることで難しい政策も「単独で決めたわけではない」という姿勢を示したかった。一方、公明党は弱小政党で当然に自民党に食われ、存在感が薄くなる運命にある。

今回も裏かね問題で揺れる自民党のあおりをまともに食らった。30人という自民党の疑惑議員を支援したのだ。これが集票力の落ちている創価学会の不評を買った。

創価学会も一時700万人いた会員も高齢化とともに600万人まで落ちオタ。今回の選挙では600万人を割り596万人だそうだ。

「平和の党」も自民党の安全保障強化で存在感が薄れた。少数政党が最大政党と組むには危険がいっぱいなのだ。勢いのある政党が自民党と組むことにでもなれば捨てられる運命か。

国民民主は分裂しかない?:野党は大同団結し政権交代に備えよ

今回の選挙で国民民主党が7議席から4倍の28議席を確保し、キャスチングボードを握ろうとする。国民民主の公約は「国民の懐を豊かに」だったが、103万円の壁や税問題が絡み 一長一短にはいかない。

野党だったから提案できる政策であり与党になったら財務省を始め、あらゆる面から抵抗が出てくる。

玉木さんは政権には入らない。政策を実現するために是々非々で行くという。果たしてそんなやり方で成功するのか。

シオン分で今回の比例での支持層を見てみると若者世代、18~30代は20~26%の支持だったが、50代を超えると10%以下、60歳代は7%だった。若者はキャッチフレーズによって国民民主に投票したのであって国民民主の岩盤支持層の支持は低い。

立憲民主党の関係がぎくしゃくし、連立が難しい状況だが、28人の所帯では野党の立場を支持する議員、自民寄りの議員と分断しているのではないか。中途半端な立場を止めて分裂してはどうか。

選挙での立場も明白になる。中途半端な立場で存在感を出すよりも分裂しはっきりさせ、野党が大同団結できるようにし、将来(?)の政権交代に向かうべきではないか。





2024年10月29日火曜日

小泉選対委員長、早々と辞任:石破泥船から脱出? ほかに野心?

 自民党が大惨敗し、比較第一党で終わる191議席、43議席減らした。石破政権の存続のためには他党との連合政権が必要になるが、既に国民民主などに触手を延ばしているという。国民民主の玉木さんは口では否定しても気分はいいらしい。もしかしたら入閣と言うことも考えられるか。

今回の選挙では石破総理、森山幹事長にも大きな責任があるが、両人は何故か「続投」だという。今後大きな政局になるだろう。

特に森山さんは選挙期間中に「非公認」にも2000万円支給したことが、有権者の自民嫌いが加速したか。

一方、小泉さんは今回の総裁選出馬の判断が正しかったのか。父親の純一郎さんは「50歳まで待て」とアドバイスしたら今回は相談せずに決めたという。

「何時かは総裁に」と思っていたが、若手で小林さんが早々と出馬宣言をしたため、メデイアの注目を浴びることになった。小泉さんは焦ったと思う。準備もあって出馬宣言は最後になった。

しかし、総裁選は高市さん、石破さんの争いで小泉さんは予想に反して会で終わった。

選挙では人気も高く、選対委員長に祭り上げられた。

街頭演説では多くの聴衆を集め、役割を担ったが、結果に結びつかなかった。自分での実態を把握しただろう。

石破泥船を脱出し、何か他に野心があるのか。



自民の裏かね、2000万円支給を暴露した共産党:でも選挙での支持率は5%、議席は8人に下落

 今回の選挙は自民党の大惨敗に終わったが、「裏かね問題」「非公認にも2000万円支給問題」を暴露しtらのは共産党の機関紙「しんぶん赤旗」ではなかったのか。これがなければ自民党の惨敗はなかったか。一方で、立憲民主、国民民主が議席数を大きく伸ばした。

国民民主は4倍の28人、一方共産党は10議席から8議席に減らし、政党支持も5~8%と全世代で伸びない。

新聞によると、共産党の議席数と得票率は小選挙区で6.8%、議席数1人、比例区では6.2%、議席数7人。一方国民民主は小選挙区4.3%で11人、比例区11.3%で17人だ。

国民民主は議席数からすると、弱小政党からキャステイングボードを握るせいとうになり玉城さんも鼻息が荒い。

自民党は比較第一党で過半数を持てず、政権運営には公明党とどこかの党と連携しなければならず、さっそく国民民主が注目されている。

共産党は何故、人気がないのか。政策も現実路線とは違うが、いいこと御言っているし、ぶれない。おまけに優秀なスタッフがいるのだろう調査力もある。

私も選挙では小選挙区では悪さ加減の少ない人を選び、比例区では共産党と書く。共産党が支持を上げることは自民党にとっては警戒なのだ。

今回の選挙でも、国民民主は「国民の懐を増やす」と手取りの増える経済政策で現役世代を元気づけるという。

一方、共産党は中小企業を支援、暮らしを応援、経済政策とともに賃上げ、働く時間の短縮を訴える。

共産党の方が具体的でわかりやすい。でもどうして有権者の評価を得にくいのか。固いイメージも女性委員長でイメージチェンジを図っているのだが。一時党名を変えようと検討されたことがあるが、今までの歴史は捨てがたかったのだろう。






2024年10月28日月曜日

自民党惨敗、石破氏の「だらしなさ」:党内力学で石破カラー変色か

全ては森山幹事長、小泉選対委員長に振り回され、国民の期待した「正論」も生かさず、森山幹事長の打ち出す政策に弁解するのみか。当初は自民にとっても石破総理にとっても厳しい環境であったことは確かだ。

立憲の野田さんは「裏、裏、裏」と批判すれば「しんぶん赤旗」は非公認にも政党交付金から2000万円を支給したと報じた。

これに対して石破総理は「候補者自身に支給したのではなく、支部での党勢拡大のため」支給したと抗弁する。

すべての面で石破色は変色したが、選挙の結果は191議席かろうじて比較第一党は確保した。当然のことで辞任しないという。森山さんも2000万円支給で責任はあると思うが辞任はしないという。

ではこれからどうなるか 

191議席で比較第一党だから公明議席を入れても215議席、一方野党議席は立憲、国民、維新の合計議席も212議席。野党のどれかが自民にすり寄って連立与党を組むか。

それとも自民党は連立政権を考えるか。

それには政治とカネ、脱安倍、アベノミクスの検証も必要になる。もう自民党は普通の政党ではないのだ。

石破総理は変色し国民の信頼を裏切ったが、染め直すには難儀なことだ。橋本政権の例もある。

2024年10月27日日曜日

政治の神髄は「明日枯れるかもしれない花に水をやる心」?:各党首の第一声、最終日の訴えを見る

朝日新聞に載った各党首の訴え
右が16日の第一声、左が27日の最終日の訴え


27日の衆院選投開票日が来た。「日本を変えること」ができるか。自公が議席を守り従来の政治を繰り返すか、野党が議席を増やし「政権交代」に一歩前進するか。自民党の裏金問題、旧統一教会問題に有権者がどう判定を下すか。

そして政治の神髄は大平正芳元首相曰く「明日枯れるかもしれない花にも水をやる心」が大切なのか(朝日新聞 「歴代首相 評価する」記事での担当記者が胸を打たれた大平正芳さんの言葉)。

政治家はいつも被災地を訪れ被災者に寄り添う姿を見せる。石破総理は第一声に被災地の福島を選んだ。能登にも足を運んだが何を思ったのか選対委員長になった小泉さんも早々と能登を訪れ被災者と握手している。

各党ともに被災者に寄り添う姿を見せつけた。

処で各党首の考えがどうなのか、16日の第一声と26日の最終日の各党首の訴えを比較してみた。

まず自民党の石破さん 

  16日の第一声はパーテイー収入の不記載(裏かねとは言わない)を反省、もう一度新し              い 日本をつくるという。最終日は公平公正な政党として出直す。無責任な人には国を任せられない。

何を言っているんだ。自民党政権こそ無責任ではないのか。裏かね問題は棚上げされ民主党政権を「悪夢のような民主党政権・・」と安倍さんのフィレーズで野党を批判する。

立憲民主の野田さん。

  16日の第一声は、裏かねが争点、怒りを共有、企業団体献金の廃止、個人献金を伸ばし一人一人を向き合う政治。最終日は自公過半数割れ、政権交代、企業団体献金廃止、政策活動費廃止。

一貫して自公過半数割れ、政治改革は「政権交代」と訴える

維新の会馬場さん

   16日の第一声は身を切る改革、信頼を取り戻す、クリーンを見える化。最終日は増税、国民負担増でなく身を切る改革を。

維新の力も落ちているか。斎藤前兵庫県知事、大阪万博では評判を落とすか。身を切るのであれば万博中止ではないのか。

公明党石井さん

   16日の第一声は政治への信頼をどの政党が取り戻せるか。政策を進めるのは自公政権しかない。最終日も国をリードしていけるのは自公政権しかない。

初めての総選挙、自らも立候補しているが、安泰ではないらしい。創価学界会員も高齢化で600万人に減少か。

共産党 田村さん

   16日の第一声は表紙が変わろうと裏かねの無反省、賃上げ無策、軍事一辺倒の自民党は変わらない。最終日は中小企業支援、新聞し応援、賃上げ働く時間短縮。

自民党の裏金問題を掘り起こしたのは「しんぶん赤旗」、やっぱり強い調査力、政策がぶれない。

国民民主 玉木さん

   16日の第一声は自分の懐を豊かにする政治家か国民の懐を豊かにする政治家か。手取りが増える経済政策、最終日は国民の懐を豊かに。現役世代を豊かに。

国民の懐を豊かにはぶれていない。手ごたえを感じたのか。

れいわ新選組 山本さん

   16日の第一声は消費税減税、10万円現金給付、社会保障費に引き下げ、最終日は消費税廃止、社会保険料減免、失われた30年需要と供給で取り戻す。

社民党 福島さん

   16日は保育、教育、介護医療に税金を、最終日は軍拡増税を止める、3年で消費税ゼロ

参政党 神谷さん

   16日の第一声は日本がどう生き残っていくかが争点、最終日は日本人、中小企業を守る。減税し、国民重視の政治。

各党の一つ一つの政策を見ると賛成だが、問題は現実路線とどう調和していくか。選択肢が多いだけに有権者は迷うか。



       





2024年10月26日土曜日

自公過半数割れ、石破政権総辞職?:ちょっと早すぎないか、では27日の投票をどうするか

 自民党が非公認にも2000万円の支給したことが暴かれ、自民党の裏かね事件処分が曖昧なものになった。石破政権は信じられないという感情が高まり、自公過半数割れで石破政権総辞職の見方が出てきた。

当然のなり行きだろう。

明日の投票はもう一度考え直し、日本の政治をだれに託すか考え直そうではないか。

投票所に行かないと考えていた有権者も考え直そうではないか。


物価目標「2%」か「0%超」か:賃金上がらず物価安定の「貧乏な国」日本?

リーマンショック後、物価目標を各国は2%に設定、量的緩和採用で日本を除き、各国ともに インフレへ。米国では9%までインフレが進み回避のために利上げに踏み切った。政策金利も4%台にもっていきたいためにさらなる利下げをFRBは目指す。

他の国も同様でインフレ防止で利上げだ。

一方、日本は「2%2年」のキャッチフレーズで脱デフレを目指したが長い間2%を下回り、脱デフレの領域ではない。しかし最近やっと2%を超える状況が続き、日銀も利上げに踏み切ったが、10月の東京都消費者物価が前年同月比で1.8%で5か月ぶりに2%を下回ったという。

今、選挙もあり「2%」か立憲民主党は公約で「0%超」を掲げた。でもこの公約に疑問が出てきて、「0%超」とは2%も3%も%超だと言い出した。

安倍政権で当初2%について前原さんが委員会で「何故、2%なのか」と質問した時に安倍総理は「2,3,4%といろんな意見が出ているが2%が一番達成しやすいと考えた」と答えた。前原さんは「その程度の根拠か」、また質問すると次の質問に移ったことがある。

米国を始め世界の中央銀行が2%を採用したのだ。

量的緩和で各国にインフレ傾向が出て、量的緩和を止め利上げに踏み切ったが、日本だけはインフレにならず、長期にデフレ傾向が続く。政権は脱デフレを宣言したいがかなわない。

何故か。量的緩和で銀行が持っている国債を日銀が買い上げ銀行にカネを払う。銀行はその金を企業に貸し出し賃上げや設備投資などを促し消費を促し経済を好転したいと思っているが、企業は賃上げをせず、M&Aや海外投資、何もすることがなければ内部留保に回しその額はGDPに相当する。

国内で賃上げ、設備投資をせず、体力に弱った中小企業も低金利と非正規労働に助けられ生き残った。賃上げ→消費促進→経済成長の好循環が果たせない。起業は人件費、設備投資をコストとみなし投資を避けたのだ。

最近やっと政府も産業界に賃上げを要請、経団連も賃上げにこたえる。時間給も1000円台、さらに1500円を目指す。しかし中小企業は経営難を訴える。

賃上げ、設備投資での費用を製品、サービスとして大企業は負担増を受け入れないのだ。ため込んだ内部留保に「課税して吐き出させろ」という考えもあった。

要は、もうかっている企業が賃上げ、中小企業の負担増を積極的に受け入れることが重要なのだ。

賃金が上がらなければ物価も安定し(?)「貧乏な国」日本になるのだ。

関連記事

2015.12.05掲載

物価安定目標2%:量的緩和は効かず、生活不安、暗いニュースばかりでは消費も伸びない

www.yamotojapan.blogspot.com/2015/12/blog-post_5.html







2024年10月25日金曜日

やっぱり自民党非公認にも2000万円:議席減で責任を問われる森山幹事長発案、石破総理弁解か

裏かね疑惑(今は石破総理不記載事案という)で非公認になった候補者に政党交付金から2000万円(公認料500万円、活動費1500万円)が支給されることが「しんぶん赤旗」が指摘しメデイアが「事実上の公認」と騒ぐ。

自民党は「党勢拡大のため」と本人ではなく、支部に支給というがこれでは非公認も資金的には公認になったようなもので 自民党の当初方針が大きく変わった。石破さんは本人ではなく、支部に支給と抗弁するが信ずるものはどれだけいるか。

選挙戦の後半、自民党が情勢分析した結果負け戦の結果が出て、慌てたのだろう。議席数が減るとその責任がかかってくる森山幹事長の発案ではないか。これで石破政権の支持率が28%と言われた調査もあるが、さらに下がるか。

東京では萩生田さんや木原さんが注目されているが、なんとここにきて小池知事が応援に入ったと言うではないか。それぞれ理由があるらしいが、小池さんと自民党のもたれあいを見せつけた。

有権者はしっかり現状を把握し、自民党に政権を引き継がせるが、政権交代への一歩として野党を支持するか。

「東京から日本を変える」の決断だ。



     

2024年10月24日木曜日

今日の新聞を読んで(706):歴代首相を評価するという

 

朝日新聞2024.10.19歴代首相、評価するのは?

今、新しい総理を誰にするかで総選挙中だ。そんな時に歴代の総理で高く評価するのは誰かという調査結果が新聞に載っていた。興味深く読んでみた。新聞の表題のは「失点があっても魅力的な「今太閤」として田中角栄さんがベスト1。「期待するのは閉塞状況の打破」という。これはあっている見方だ。

BEST1 田中角栄さん コンピューター付きブルドーザと言われ、記憶力は抜群、優秀な官僚で「日本列島改造論」を作成、公表、公共投資を積極的に進めた。一方日中国交正常化にも尽くしたが、金脈問題が明らかになりピーナッツ2箱のロッキード事件が発覚、辞任に至った。出所のは私邸に多くの有力議員が集まり依然としtれ権勢を誇った。

BEST2 小泉純一郎さん 「自民党をぶっ壊す」「反対する者はb抵抗勢力」として長老たちの口をふさいだ。「郵政民営化」を進めたが、郵政省に恨みでもあったのか、米国の年次要求事項を実施したのか。身を引くことも早かったが、背後に年金問題が噴出する事態になり責任問題がふっかからないうちの辞任だった。

BEST3 伊東博文

BEST4 吉田茂

BEST5 村山富市さん 初めての社会党の総理だ。自社さの連立政権で担がれた。九州で災害(?)が発生した時に自衛隊の出動判断が遅れて被害を大きくしたと言われている。初の外交では腹痛を起こすハプニングもあり、まじめさが評価されたか。

BEST6 三木武夫さん 田中角栄さん後のクリーンな政治家として椎名裁定で三木さんが総理になった。しかし田中さんの逮捕を容認したことで1年で引き下ろされた。

BEST7 佐藤栄作

BEST8 原敬

BEST9 石橋湛山

BEST10 池田勇人さん 「所得倍増」論で国民生活を大きく転換した。一方で「貧乏人は麦飯を食え」と言ったことが問題になったが、本音は「しばらくは麦飯で辛抱してくれ」をいう意味だったという。今、所得倍増は賃上げで必要な政策だ。当初岸田さんも唱えていたが、今日本は一番貧乏な国になったようだ。

BEST11 野田佳彦さん 今、立憲の代表として2度総理の座を目指すか。安倍さんとの党首討論で「政治改革を約束してくれるなら明後日解散します」と宣言し解散したが、民主党は議席を失い下野、安倍政権誕生になる。権力の二重構造、大風呂敷の政策が批判されたが、松下政経塾出身で本格的政治家と私は見ている。

BEST12 菅直人さん 今回立候補をあきらめたが、市民運動家出身として人気を得ていたが、あってはならない3.11東北地方太平洋沖地震、津波で福島第一原発は放射汚染事故を起こした。その処理の不手際(?)人気を落とし辞任した。そのころは「何時解散総選挙だ」が政界で決まり文句だった。不運な民主党政権だった。

BEST13 高橋是清

BEST14 犬養毅

BEST14中曽根康弘サン 旧群馬3区でのちに総理になる福田、小渕さんらとTOP争いを演じた。これと言った業績としては原子力発電の推進だろう。群馬県には原子力研究所を持ってきた。

BEST16 細川護照さん 熊本県知事を辞して日本新党を立ち上げ新党ブームをつくった。細川連立政権も期待したが、佐川急便との金銭不祥事で短期政権で終わった。

BEST17 安倍晋三さん 1次政権では体調不良で短期に終わったが、2次政権ではアベノミクスで長期政権を築いたが規制緩和では身内を重用し私利私欲に走った。

特筆すべきは評価の低い歴代首相のランキングでは1位になった。2位は森さん、3位は東条英機さんだ。納得のいく評価だ。

BEST18 宮澤喜一

BEST19 大平正芳さん 総理の座を争い田中角栄さんに助けられたことがあるが、勉強家だ。

BEST20 大隈重信

以上、私の知っているところで評価してみた。民主党政権で野田さん、菅さんが評価されたのはうれしい。「あの民主と政権」と安倍さんに揶揄されたが、今、石破さんも同じフレーズを使っている。思うようにいかず、立憲に押されている危機感からか。

記者が重要なことを指摘していた。

「明日枯れる花にも水をやる心を大事にしたい」と大平さんが言った言葉だ。政治哲学として次の首相にも期待したいという。

今は、閉塞、混乱の政局だ、これを突破できる総理は誰か。
















日本経済システム全体でどう評価するか:アベノミクスで「貧乏になった日本」?

 先日テレビ朝日のワイドスクランブルで日本の経済指標から「日本は貧乏な国になった」ことがわかる。正規従業員より非正規従業員が増え、賃金格差が発生、ここ数十年日本の賃金は103%だったが他国は130~140%、アベノミクスの失敗(?)で中小企業の経営力は落ち、時間給1500円を各党が目指すというが中小企業の経営者は「経営上無理」と反対する。

日本企業は労働者を犠牲にして企業の収益を上げるが、こんな企業はいらないのだ。

朝日新聞2024.10.24「天声人語」にリーマンショック後、エリザベス女王が居並ぶ経営学者にただした話が出てくるが面白い。私もエリザベス女王の言葉を使って記事にしたことがある。

それによると、「なんで経済予測ができなかったのか」という質問に経済学者は答えらtれなかったという。「確かに警告する学者もいたが、経済システム全体のリスクを把握することはできなかった。経済学者の「傲慢さ」「考えの甘さ」を反省したというのだ。

では日本を弱くした。貧しくしたのは何か。

一つはアベノミクスだ。安倍さんが総理になったとき何か経済政策でいいものはないかと探していた時にリフレ派経済があったので、「やってみよう」ということになったのか。

当初一時的にアベノミクスの3本の矢は効果があったように思えるが、主流派経済学者は検証されていない経済政策と批判した。京大教授の伊東光晴さんは「アベノミクス批判」を出版し、「アベノミクスを批判、4本の矢は折れた」と安倍政策を批判したし、同支社大の浜教授は「バカノミクス」と痛烈に批判した。

しかし、市場にカネを流すことで一時は円安、株高になったために判断を誤ったことになる。政府もアベノミクスの検証をするというがいまだ結果は出ていない。安倍さんが亡くなった後も安倍さんの意向は強い。特に保守派は安倍頼みの選挙戦だ。

日本は、予備費、補正予算を繰り返す財政出動で借金は1000兆円を超えGDP比230%だ。こんな国はほかにはない。

国民生活改善のために今回の野党は一様に消費税減税、廃止まで訴えている。社会保障にも使われているし、消費税の運用にも問題が多い。政策として訴えるのはいいが、消費税の現状をしっかり検証すべきではないか。

円安による物価高をどうするか。FRBは度重なる利下げで金利4%台を維持しようとする一方、日銀は利上げを目指している。この辺で金利差を縮め円高を目指すのか。今は150円前台だ。140円台に持っていけるか。

子ども手当、防衛予算で増税も必要になるが、財源が問題だ。震災復興とはいえ予備費、補正予算で赤字財政だ。さらに国民に負担を強いるのか。

日本は貧しい国であってはならない。経済システム全体を考えた検証が必要だ。それが経済尾学者の仕事ではないのか。

関連記事

2012.10.1掲載

経済学は社会に貢献しているか www.yamotojapan.blogspot.com/2012/10/blog-post_12.html




























主っパ㎜士


2024年10月18日金曜日

安倍さん頼みで自民党は再生できるのか:高市さんら保守系の動き?

 自民党保守系、裏かね疑惑で選挙に厳しい旧安倍派、高市さんらのグループが昭恵夫人も動員し安倍さん頼みの選挙応援をやっている。萩生田さん、丸川さんらの応援演説がテレビで流れる。

今回の選挙は自民党安倍派による裏カネ問題、旧統一教会問題と決別して自民党を再生する選挙ではなかったのか。安倍さん頼みで選挙応援をしあう連中はこの問題をどう考えているのか。

有権者、国民の目は厳しい。最近の時事通信の調査でも支持率は28%まで落ちている。

石破総理は旧安倍派議員とは決別し、安倍派議員を人事から話し、村上さんを総務相に登用するなどその意志が表されたが、選挙のみそぎを得て国会に返ってくると「適材適所」でと言い出した。

高市さんらのグループの頼る「安倍イズム」のどこが評価されているのか。アベノミクスだって検証はされていない。

恐らく保守系として国防、国の安全保障に対する強い発言だろう。台湾有事、中国の嫌がらせ、北の核開発など周辺は問題が山積だが、安倍政権時でも何ら解決はしていない。

言えることは、日米安保の強化で、尖閣諸島は日本の領域、日米安保が適用さえるとトランプ前大刀路湯に認めさせたことだろう。トランプさんが好む二国間交渉が重要なのだ。

アベノミクスの3本のyはどうだったか。異次元の量的緩和で市場にカネをばらまき、円高から円安、株安から株高に移したが、何も安倍政権の政策ではなく、欧米経済の動向と会いまった結果だったのだ。

低金利を維持することで企業は助かっているだろうが、ゼロ金利で企業の体質は下落、利上げは景気に大きく影響すると言って、日銀の利上げは遅々として進まない。今もってリフレ派が力を持っているのか。

金利差が円安を招き物価高に悩まされている。国民、有権者の願いは物価高対策だ。政府は補助金、給付金で一時しのごうとしているが、財源は赤字国債だ。国、地方の借金は000兆円を超え、GDPの2倍を超える悪さだ。

規制緩和にも果敢に挑戦したようだが、内容は安倍さんと交友のある森本学園、加計学園などに新たな利権を与える私利私欲ではなかったか。

更に自分が主催する園遊会などには地元後援会に便利を与えている。

一番まずいのは、大義もない解散総選挙で野党の勢力をくじいたことだ。自民党の圧倒的勢力は一強独裁政権を生み出した。民主政治の崩壊だ。

考えてみても安倍さんの政策を継承する価値はないと思うが。むしろ安倍政権を検証することこそ大事ではないか。

今回の自民党は旧安倍派、裏金問題、旧統一教会問題を抱える保守系とそれらの問題に決着を付けようとするリベラル系の争いそして、日本創生なのだが、結果はどうなるか。

有権者の良識に頼るしかない。

女性候補 1割台?:自民・公明は16%、立憲22%、その他は30%台後半

女性候補者を増やすことは政治上喫緊の課題で、政府は35%を目標にしている。今回の衆院選を見ると、自民党と公明党がそれぞれ16%、立憲が22%、共産党37%、令和34%、賛成等38%らしい。

女性候補者を増やしサプライズを狙う手もあるが自民党は「政治とカネ」で厳しい批判を受け政権維持ができるかどうかの瀬戸際、立憲は「政権交代」を目指し議席数の増加を狙っている。

国会解散、告示から投開票短期間で各党準備ができていないのではないことと、大きなテーマを掲げ、女性候補を増やす余裕 などないのが現状ではないか。

女性議員を増やす一番の方法は、比例区の上位に女性候補者をリストアップすることであるが、各党ともに現職を比例区登録し議席の目減りを防止している。新聞報道によると比例単独は39%だという。



2024年10月17日木曜日

プーチン大統領! 広島、長崎を見ずして核兵器使用を匂わせるな!

ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻で核兵器使用を匂わせ西欧のウクライナ支援の 拡大をけん制する。

しかし、広島、長崎の惨状を見ずして安易に核兵器使用について言及するのは止めろ。

世界が許すなら、広島、長崎の訪問中はICCの逮捕を猶予できないか。

想定では広島クラスの核を使用するという。投下場所はキーウ近くか。首都を破壊することは侵攻後のウクライナ復興に大きな影響が出る。ロシア人にとっても多くの仲間を死亡させることになる。

周辺都市に落とすにしてもロシアに大きな影響が出ることは間違いない。

プーチンが核兵器をしようすることは政治家生命の終わりだ。写真でもいいから広島、長崎を考えるべきだ。

今日の新聞を読んで(705):政治への信頼回復は投票率の向上で示せ

 今回の選挙は全党首が言及した「政治への信頼回復」だ。国会での信頼回復は難しいが、有権者は他人事ではない。t投票率を上げて対応すべきだ。

朝日新聞2024.10.16の朝日新聞社説でもそのことを指摘している。

それによると、民主党政権が誕生した09年の投票率は69.2%、自民党が政権に返り咲いた12年は59.3%、前回は55.9%で自民党は465定数で56%の261議席確保、得票率は26%だった。低投票率が民意の反映を揺るがせているかという。

今回は政治とカネの問題で自民党はピンチ、野党が議席を伸ばすチャンスだが、主役である有権者は50%台の投票率を70%台に上げる必要がある。

15%の投票率アップは確固とした支持層を持たない野党に有利ではないか。

10月27日、午後8時の開票速報で何を期待するか。下の欄に各党の獲得議席数が表示されるが、自民党が票を伸ばすことか、自民党伸びず野党立憲が票を伸ばすニュースか。

関連記事

2014.12.18掲載

今日の衆院選の結果:全有権者数のたった25%の支持で安倍政権が勝った www.yamotojapan.blogspot.com/2014/12/blog-post_18.html

2022.7.3掲載

参院選に向けて(3):野党の得票を分散させるな!低得票で自民をのさばらすな www.yamotojapan.blogspot.com/2022/07/blog-post_79.html




2024年10月16日水曜日

「社会制度が経済格差」でノーベル経済学賞:納得だ 金主席、習主席、プーチン大統領はどう考える?

 今年のノーベル経済学賞は3人の経済学者に。国によって経済的繁栄の差が生まれるのは「社会制度」に主要な要因があるという。納得だ。今の南北朝鮮、ロシア、中国を見ると北の金主席、習主席、プーチン大統領にはぜひ読んでほしい論文だ。

一般的には民主化されえた国は早く成長するので、民主主義の重要性を訴えている。すでに関係する著書が出版されているというので読んでみたい。

ドイツを考えてみよう。

戦争で東西ドイツに分断され西ドイツには必要物資を空中投下されてシーンもあったが、西ドイツは民主政治、東ドイツは専制主義、西は繁栄したが、東は疲弊、ベルリンの壁が倒壊され東西ドイツ医が統合され、今では東ドイツ出身の物理学者メルケルさんが首相までなった。

南北朝鮮問題も南朝鮮(韓国)は西側諸国と連携し繁栄しているが、北朝鮮は金主席による長い金体制の維持で、国は疲弊している。国民生活よりも核開発、宇宙開発で金主席の立場を維持しようとしている。昔は北朝鮮は南から物資が入ってこなかったらやっていけない国で南北統一が必要だが、今は逆行し分断をしているのが金主席の政策だ。

ロシアもご多分に漏れない。ゴルバチョフさんが大統領になったときに世界危機が緩和されるかと思っていたら、プーチン大統領の独裁政権で危機が増してきた。多くの天然資源を持ちながら少数の経営者が独占し、プーチン体制を維持している。

ウクライナ侵攻はソ連邦の崩壊で独立した旧ロシア国が反映していること、さらにはNATO加盟が不いえることに危機感を抱いたのだ。リトアニアなど独立した旧ソ連邦国はGDPで大きな成長をしているが、ロシア本体やウクライナはGDPでひくい成長率だ。ウクライナも自由主義、資本主義で繁栄を目指そうとしている。

中国と台湾、香港も同じ状況か。英国から戻される前の香港は金融市場としても重要な拠点だったが、今は共産主義vs自由主義で国内は混乱している。台湾も中国の領土と言っているが、台湾は拒否している。半導体産業などは世界を支配できる企業もある。中国の支配が強まれば産業はどうなるか。

習主席も今までの共産主義経済に加えて資本主義経済を加味しようとしてるが、根本的に違った政策だからうまくいくはずはない。

一帯一路構想で後進国を相手に経済支援を進めているが、財政に見合わない巨額な経済政策は破綻しか残っていない。破綻した場合に港湾施設を99年間使える契約もらしいが、相手国は独裁政権だからできたことか。独裁政権→わいろ→デフォルトが中国支援の終末か。

習主席、金主席、プーチン大統領には是非このノーベル経済学賞論文を読んでほしいものだ。





2024年10月15日火曜日

誰に投票するか:自民不記載疑惑・非公認でもいいか、野党クリーン候補か

 衆院選が告示される。NHKの報道では1388人、自民342人、絵一軒237人、維新164人、公明50人、,共産236人、国民42人等が立候補した。争点は政治とカネ? 自公で過半数を確保できるかどうかだろう。

自民党も疑惑候補が有権者の支持を得て国会へ帰ってくれば、「禊」が終わったということで石破総理は「適材適所」を考えているという。

疑惑候補者は「厳しい選挙だ」と言い、地元有権者は嫌う発言をしているがどうなるか。

私たちは疑惑候補者を捨て、クリーンな野党候補者を支持し、政界を正常化することを狙うべきだ。

国内外ともに重要な政策が山積している。国会審議で政治とカネばかりを議論してはいられない。


2024年10月14日月曜日

理想には現実路線で一歩踏み込め:どの党を支持するか

 衆院選が15日、告示される。各政党、党首の考え方が党首討論、新聞のインタビューで明らかになってきた。一気に理想論に突き進むのではなく、現実路線から一歩踏み込むことが重要ではないか。

今回の選挙での各党の主張点を見ると、自民党の裏金問題から始まった「政治とカネ」問題、「政治改革」そして景気回復のための物価対策、可処分所得確保のために消費税の減税が論じられている。

裏金問題としては疑惑議員の非公認、比例重複候補の見直しが自民党から提案されている。問題の政策活動費は野党が反対しているが自民党は石破総理が「政策活動費は使わない」というが野田さんは「できるのか」と疑問を投げかける。

増税、予算の無駄遣いは国民誰でも疑問を感じている。借金化した予算は、予備費、補正予算案で常態化している。政権政党が人気取りに国債を発行している。これらはすべて国民の借金ですでにGDPの2倍を超える1000兆円を超えている。

それでも財政出動で景気回復を自民党内では主張している保守系もあるが財政規律の考えはどうなったのか。

理想論としては日米同盟、地位協定も直し、アジア版NATO構想、集団的自衛権の在り方、そして憲法改正での自衛隊の在り方が問われている。これらは石破総理も言っているように一朝一夕ではできない。よく議論を尽くすべきだ。

立憲の野田さんは「政権交代」を謳っている。世論調査でも自民党支持は30%を超えているが立憲は6%程度ではおぼつかない。とりあえずは自公で過半数を潰し、与野党拮抗する議席を確保すべきだ。

自民党にわがままな政治活動はさせない。そのためにも与野党が拮抗する議席は最重要課題だ。政権交代はその次の課題ではないか。

投開票まで2週間、新聞は自民党の非公認候補者の状況を伝えるだろうが、我々は野党の動向に注目すべきだ。安倍さんが言った「あの民主党政権・・」の揶揄は間違っている。

安倍さんのアベノミクスで日本はどうなったのか。民主党政権の方が経済指標などはよかったのではないか。民主党政権の政策が今、自民党政権で提起されているのではないか。

野党の皆さん 自信を持て!

 

2024年10月12日土曜日

日中首脳会談でも関係改善できないのは何故か:今回の石破-李強会談では

 日中関係を改善しようと日本の総理が中国の首脳と会談しても一向に関係が関係したとは思えない。尖閣諸島では中国の艦船が領海侵犯、日本漁船の操業を妨害し、領空侵犯、中露による日本一周けん制行為が絶えない。

さらにどういう目的があるのか、日本近海での海底資源調査?、測量行為、近海上での巨大ブイ設置などいやがらせ(?)と思われる行為を大国(?)が平気でやる。

これに対して日本は「法の支配」の下で抗議する、他国はブイを強制撤去するが日本は撤去を要求するだけ。

福島第一原発汚染水を処理して放流しても「汚染水」と主張、日本産海産物の輸入禁止処置をするが、最近輸入禁止緩和の方向で動き出した。日本近海でとった魚類を中国の漁船がとるのはOKだが日本の漁船がとるのはだめと、訳の分からないことを言う。

日中両国の首脳会談ではいつも「戦略的互恵関係」が確認される。包括的に推進し建設的かつ安定的な関係を構築する方向性は共有という。抽象的は表現だが、今回の会談では「双方が事務局へ支持を出す」という。期待していいのか。

他にも邦人がスパイ法違反で拘留されている。理由がはっきりしないのだ。また最近は日本人男児が日本人学校の前で殺された。日本は状況を明らかにというが中国外務省報道官は「どこでもよくある事件」という。

新聞の報道では日本人を嫌う教育が習体制でできているという。SNSでは日本人を嫌う記事が多い。石破瀬尾売りはそのことを指摘し、改善を要望している。

また、日本近海ばかりではない。

南シナ海でも威圧的行為が多い。フィリッピンは領土を侵されているというし、フィリッピン船が中国船に追突される事件が多い。

小さな島を埋め立てて領土とし軍事施設を建設した。完全に国際法違反だ。台湾を領土化する動きが激しい。台湾海峡の平和と安定を乱している。

これらはASEAN首脳会談でも問題になっている。

習政権が国内での国民の不満を軍事、外交で緩和しようとしているのだろうが、国内の経済、雇用、政治のはけ口に軍事、外交を利用しても今@本的解決にはならない。

東シナ海、南シナ海の挑発的軍事行動、威圧的活動はとてもじゃないが大国のやることではない。中国はGDP で第2位だが張子の虎ではないのか。


頬をつねり現実を確認した2人:ノーベル平和賞の被団協の箕牧さんと石破総理夫人

ノーベル平和賞受賞で「夢の夢 ウソみたい」と自分の頬をつねって現実を確認し涙を流す被団協代表委員の箕牧さんうをテレビ画面で見たが、最近もう一人頬をつねって涙を流した人がいる。石破総理夫人だ。 

お二人ともに受賞したり、総理になることなど毛頭考えていなかったのだから喜びもひとしおだろう。

しかし道は険しい。

核兵器廃絶はとん挫している。逆にプーチンはウクライナ侵攻で核兵器使用を匂わせ欧米各国をけん制している。北朝鮮は核開発に力を入れ、核保有国であることを認めさせようとしている。広島サミットでは岸田前総理が企画し記念館見学までしたが、肝心の日本は核拡散防止条約への署名もしていない。

一方、石破総理の前途は大変だ。自民党内のゴタゴタ、政策のブレで人気を落としている。衆院選に注目だ。

2人の頬をつねって現実を確認した姿を私たちは忘れてはいけない。

2024年10月11日金曜日

日本被団協にノーベル平和賞:よかったね でも現実は逆方向?

原爆投下から79年、広島、長崎の被爆者の一貫した核兵器反対運動努力に拍手だ。被団協も平均年齢85歳、高齢化が進んでいる。

しかし現実は、ウクライナ侵攻でのプーチンのように核兵器使用を匂わせけん制する逆方向に動いている。北朝鮮は核開発で保有国であることを米国に認めさせようとしている。

岸田政権時、広島でサミットを開催し、参加国の首脳が記念館見学をやったが、カナダの首相は別の日に再度訪問している。印象に残ったのだろう。

サミットは開いたが核兵器禁止条約には署名もしていない。米国の核の傘の下で困難なのだ。

被団代表の田中さんは、テレビのインタビューで「当然だが、本物になってうれしい」と喜びを伝えた。

どうなる石破政権(2):石破総理危うし?

石破政権危うし!  主要争点である裏げね疑惑議員の処分が右往左往した結果、12人が非公認、その他比例区重複公認なしなどが決まったが、森山さん、小泉さん、石破さんで解散前夜まで検討したというから旧安倍派潰しなど党内でも批判があったのだろう。

選挙期間中の街頭演説では当然にTOPテーマだ。さらに国民に説明しやすい点もあり、全候補者が言及するだろう。逆に不十分な処分を浮きだたせ自民党に不利になる可能性も強い。

しかし他の政策はどうなのか。テレビも街頭インタビューでも皆が物価高、生活苦を訴えている。ほとんどの人が消費を抑えているらしい。これでは成長など望めない。

自民党の衆院選選挙公報を見ると、「ルールを守る政党に生まれ変わる」というが本当か。政治改革本部をつくるというからこれからの問題だ。いつものように知らぬうちに消滅していないか。

物価高による生活苦対策はどうか。物価高対策は岸田政権の継承だ。物価高に負けない賃上げ、最低賃金1500円、そして成長と分配は岸田政権とうり二つだ。石破政権としての特徴はなさそうだ。

賃上げと投資で成長型経済、財政の改善を目指すか。高齢者も長く働くことができ個人消費を回復するという。

肝心の物価高、円安対策、金利のある経済は日銀のせいsカウに期待するらしいが、石破さんは以前に利上げの環境ではないと発言したことがある。

自民党の政策はほとんど野党が否定するだろう。

安倍政権時、「円高対策で市場にカネを流せば必然的に円安になる」と新人候補まで「そんなことがわからないのか」と街宣で言っていたが、物価高、円安対策で国民を納得させるフレーズはないのか。

「納得と共感」の政権ではないのか。

周囲温泉で勝ち残った疑惑議員が再び国会に戻ってくると石破政権mの苦しきなる。さらに参院選が控えている。常識で考えても「石破おろし」が心配になる。


2024年10月10日木曜日

今回の解散総選挙は、自民党の正常化と政権交代へ向けて野党の議席確保か

 石破総理は今回の解散総選挙を「日本創生解散」と言い、早々と東南アジア外交に出発した。ブレブレで評判を落とす政策を祖ぷ点にせず、国民だtれでもわかりやすい「政治とカネ」に争点の目を向けさせたようだ。

狙い通りに民放、テレビは「政治とカネ」「非公認」で自民党、特に旧安倍派の裏かね問題と非公認議員に関して特集番組を組んでいる。該当する選挙区の有権者が自分たちの立場を明確にするために、しっかりニュースを見、是非の投票をすべきではないか。

ネットで、ヤフーニュースもいいが、テレビ、地元新聞による情報分析なども重要ではないか。

また、投票率50%ではまずい。自民党議員を避けて、野党に投票する姿勢も必要だ。一方野党も乱立気味で党利党略が見え見えだ。これでは2大政党制、政権交代など不可能だ。それぞれの政党が候補者をたて野党の議席を確保できるのか検証が必要だ 。

現在の選挙は政権交代のしやすい制度と言われているが、野党がだらしないから、自民党一強体制にお甘んじている。政党支持が6%では心もとない。

旧民主党政権で頑張った議員は何をしているのか。安倍さんが揶揄した「あの民主党政権・・」に翻弄され自信を失っているのか。確かに小沢さんとの権力の二重構造、大風呂敷の政策、3.11東北地方太平洋沖の巨大地震津波災害、そして福島第一原発事故は政権にとっても不運だったが、政策や経済指標は安倍政権より良かったのではないか。もっと自信をもって発言、行動すべきではないか。

今回の解散総選挙で「政治とカネ」に乱れる自民党を正常化すべきであるし、政権交代に向け野党がどう議席数を伸ばしていいくか。いろいろ課題のある選挙だ。

最終的には政治家が動かなければならないが、有権者の選択は重要だ。投票率を上げるためにも有権者の意識改革を問う。




2024年10月9日水曜日

石破政権は総選挙で「ブレまくる政策」より「政治とカネ」をさらす方が無難と見たか

石破政権はボロボロになる政策より「政治とカネ」で疑惑議員を公認するか、非公認にするかを国民の前に晒した方が無難と見たのか。政策論争では与野党に大きな違いがあり、石破総理のトーbbダウン、豹変する政策を議論の争点にするより、誰でもわかる政治とカネの問題を争点にした方が無難と見たか。

党首討論でも野党党首の野田さんが石破さんに迫った。いいところをついていたが、党首討論では勝負が見えない。ここは有権者の最終判断だ。 

またまたマイクロソフトのサポート詐欺に出くわした

 

マイクロソフトのサポート詐欺

またまたマイクロソフトのサポート詐欺にあった。トロイの木馬スパイクウェアーへ感染しているという。マイ繰ソフトフリーダイヤルに電話をしろというのだ。

電子メールの資格問題が危険にさらされているというのだ。

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「推論」石破総理に代わって本音を:政策のトーンダウン、ブレまくり批判にこたえる

 毎回世論調査ではトップに位置付けながら今回5度目でやっと21票の僅差で高市さんに「逆転勝ち」し、総裁、総理に就任できた。しかし石破さん自身に確個とした人材が集まっているわけではなく党、閣僚人事は広く頼らざるを得ない。

石破さんの基盤の弱さから党内、野党に太いパイプを持っている森山さんを幹事長に、主要人事を実行した。刷新感、変化を感じさせる人事にはほど遠かった。

さらに、自民党自体に「裏かね問題」、「旧統一教会問題」での組織的関与が疑われる問題がある。

政治資金規正法の中途半端な対応、一度決めた「原則公認」も選挙を控え、国民、野党から厳しい批判が沸き起こっている。このままでは選挙に勝てないと解散前夜まで3日間、森山さん、小泉さん、石破さんで検討した結果、非公認を6人から12人に決めた。しかしメデイアは30人ほどが処分を回避できたという。

所信表明は自民党の従来の考え方に石破政権の考え方を加味して作成、代表質問に臨んだが、野党は過去の石破さんの考え方と整合性が付かないとトーンダウンしたとか、ブレまくっていると批判する。

しかし、政治には理想と現実があるが、実際に政権についてみると現実の事情が大きくのしかかってくる。メデイアは「持論、あいまいな答弁」とし「一議員として・・・」「首相でもある私の個人的な考え・・・」のフレーズを批判した。

当面は現実に対応しつつ理想を目指す政治をすべきではないか。今日の午後の党首討論でも同じ質問が繰り返されるが、考えに違いはない。

選挙運動中も国民の前で政策の理想と現実を明確に区別し理想に近づけるようにした。

今回の選挙では相当の議席数の減少も想定され、勝ち戻った旧安倍派の議員に攻勢をかけられる危険もあるが、国民の安全、安心を確保しつつ信頼され、共感される政治をやっていきたい。

こんなところが石破総理の本音ではないか。国民にとっては立憲の野田代表も言うように政権交代あるいは与野党拮抗の議席数までもっていきたいと思っているだろう。私が出てきた以上は、自民党も捨てたものではないと思ってほしい。

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2023.10.17掲載

女性議員増加対策:比例区の上位に女性候補者をリストアップすること www.yamotojapan.blogspot.com/2023/10/blog-post.html



2024年10月8日火曜日

石破総理は自民党で何故、嫌わえるか

石破さん自身が、自分の事を「危機の時しか名前が出ない」と言ったことがある。それだけ、どうしようもなくなって頼み込まれるか。

嫌われる要因に、正論を吐くことが挙げられる。それが背後から鉄砲の玉が飛んでくるといわれ、正論を吐くと迷惑がる人もいるから上を目指すなら」と注意されたこともあるらしい。

しかしむしろ自民党にとっては良かった面もあるのではないか。保守色ばかりでなくリベラル色もある政党として長期政権を維持することができた。

拙い面としては、自民党が大変な時に「青い鳥」を見つけに離党したことだろう。結局はいなかったとして復党した。これが嫌われる根源になっていないか。

また、党内で群れることを嫌った。

幹事長値して地方を回ったことで人気が出てきた。これで力を付けることを嫌い警戒する指導者が増えたか。

そして危機の時しか名前が出ないとぼやく今、名前が出て総理になったが、政治基盤が低いことが政権維持に問題を起こしている。 

兵庫県知事出直し選に6人?:乱立は斎藤前知事に有利では

新聞報道では兵庫県知事選に6人が名乗を上げているらしい。それに斎藤さんだ。反対が乱立すれば反斎藤の票が分散し場合によっては斎藤さんが再び県庁に戻ることにならないか。斎藤さんがなかなか辞職の決断をしなかったことは一番適している処置は失職と見たのだろう。

経験を活かし、改革を進めるのは自分が一番適していると思っている。ただパワハラ、おねだり疑惑には「申し訳なかった」という認識はあるが、政治手法に批判が集まったわけではないとみている。

県民に選ばれた県会議員の全員が辞職勧告しながら、その県民が再び斎藤さんを選ぶというおかしなことにならないか。

前例に長野県知事だった田中康夫さんの事例がある。長野県政改革のために産業界が田中さんを希望した。田中さんは県政改革をやりながら目だちがり屋の面もだし「脱ダム宣言」など を訴えた。知事の立場を県民に近づけるために5階の知事室を一階に移し、知事室をガラス張りにするなど改革にも取り組んだ。

しかし、だんだん財界人との間に溝ができ失職したが、出直しで再び県知事に返り咲いた。斎藤さんのようにパワハラ、おねだり疑惑が県職員の反対にあったわけではない。

斎藤さんは3年間務めた改革をさらに進めたい意向がある。考え抜いた処置が失職だったのだ。さすがと言わざるを得ない。

一方、万一再び斎藤さんが知事で返り咲いたら、県会議員はどうするのか。再び県民に信を問うのか。

石破政権はどうなる(1):あの田中後の三木政権誕生に似てこないか

ピーナッツ事件、政治とカネの問題で引責辞任したたかな政権の後、椎名裁定でクリーンな三木政権が誕生したが、田中逮捕を承認したことで党内の批判が高まり、三木政権はつぶれた。その様相に、今の石破政権は似ていないか。

裏かね問題、旧統一教会問題は最大派閥だった旧安倍派が関連し、自民党がどう膿を出すかが重要になった。一度処分を決定し、「原則公認」 になったが、野党、国民の批判は高まるばかりで「非公認、重複公認なし」が決まったが、党内は「重罰だ」との声も上がっているが。野党も一歩も引けない状況で、選挙を控え石破政権は右往左往する。

新聞報道では裏かね問題、旧統一教会問題を抱える萩生田さんは「厳しい判断だ」と覚悟は決めているようだが、平沢さんは「処分は仕方ないがプロセスに問題がある」と決め方を問題視している。多くの議員がそう考えているのだろう。

早めに対応する議員もいる。比例復活していた議員は、重複公認が認められないと知り、立候補をあきらめたという。

公認が得られないというと選挙活動にも大きく影響するらしい。選挙資金も得られないし、選挙活動にも大きく影響する。資金力や後援者が居なければ無理かもしれない。

このように石破政権の判断がゴタゴタするのは、三木政権の時には椎名さんという裁定者はいた。だからあまり批判は出なかったが、今回は椎名さんのような重しがいない。

幹事長の森山さんが中心で金けたのだろうが、森山さんだって勝手には決められない。旧安倍派のだれかと状況を判断しているはずだ。そのうちに週刊誌や新聞で背景がわかるだろう。

不満を持つ旧安倍派の議員は選挙で勝ち、禊は終わったと自民党を離党し、新党を結成する動きがあるのか。

今まで自民党を離れた議員が成功したためしがない? 自民党は自民党なのだ。おとなしく政治とカネ問題と真剣に対峙し、自民党の再生に勤めた方がいいのではないか。その一歩は石破政権を支えられるかだ。

2024年10月7日月曜日

7日の衆院・代表質問をテレビで見て:石破総理!ペーパーの棒読みではないか、これで自分の考えになっているのか

 7日の衆院代表質問をテレビで見た。石破総理の答弁がペーパーの棒読みだったのには驚いた。間違いを犯さないためと思っているのだろうが、これで自分の考えになっているのか。

また、野党、メデイアから代表質問での食い違いをしt歴され、点数を落とすのではないか。石破総理は勉強家で本もよく読む、正論も吐いて国民の人気を得た。

だからこそ間違いがあってはいけないと思っているのか。

またまた「豹変」か、裏金疑惑議員対策:「原則公認」から「非公認、重複候補ダメ」へ

オイオイ、石破総理、石破政権は 大丈夫か。自民党の裏金問題、中途半端な政治資金規正法改正で選挙を控え野党の攻勢が厳しきくなってきたらしい。当初は岸田政権が政権基盤強化のために旧安倍派の該当議員に温情な処分をした。

温情処分と言っても、政治家が自らを処分する離党、党員資格停止、党の役職1年停止、説明責任を果たすなど該当者にとっては厳しい処分だったが、野党や国民にとっては許されない。世論調査でも高率で批判されている。

これには石破政権も問題視しなければならなくなった。多くの落選議員を抱え自公で議席をおとすことになる。

石破総理、森山幹事長、小泉選対委員長らで対応の検討したが、一日目には結果が出ず記者会見では「何も決まっていない」と言っていたが、2日目で非公認3基準が決まった。原則公認は破棄し、非公認、重複公認をせずが決まったのだ。

具体的該当者は公表されていないが、メデイアは党員資格停止3人、党の役職停止で政倫審に出席していない3人、処分を受けたその他の議員で説明責任を十分に果たしていないものなどが該当するらしい。

今回の基準はタダの線引きではない。当然に旧安倍派議員が対象だ。すでに党内ではごたごたが始まったらしい。石破さんを応援した議員もいるのだ。

唯一の配慮は、「刺客」をたてないという。小泉政権の時は刺客を立てたために政局は劇場化した。

政治家が政治資金などで自らの首を絞めることは難しい。自民党が公認問題でどう出てくるか注目しなければならないが、国民、有権者の意識が重要だ。

処分を受ける自民党議員を「地方ではなくてはならない議員」という国民もいるが、国会議員はその地方の代表だけではない。全国民の代表でもあるのだ。厳しい目で資質を判断すべきなのだ。


2024年10月6日日曜日

旧安倍派裏がね問題で中途半端な救済?:石破政権の傷を深くする結果に

自民党最大派閥だった旧安倍派による不記載、裏金問題を犠牲者を少なくする中途半端な結果が石破政権の傷を深くする結果になっていないか。

旧安倍派幹部には離党勧告、1年間の役職停止処分、政治資金規正法の中途半端な改正などで裏金を作りながら多くの自民党議員を救済し、一件落着の雰囲気にした。

しかし、野党の攻勢は 弱まらず、突然の解散、27日の投開票を石破政権が決めると、今度は疑惑議員の公認問題が出てきた。慌てた石破政権は森山さん、小泉さんらで対応を検討したらしいが記者団の前では「何も決まっていない」と石破さんが言い、2日目の検討に入ったらしい。

自民党は、疑惑議員については選挙区の事情などを勘案し、原則公認すると決めていたが、どうなるか。

野党攻勢が強くなり80人もの疑惑議員の動向、さらには自民党議員への批判が広まれば議席数を大きく落とすことになりかねない。

立憲民主の野田さんは自公で議席数を半分にすると言い、政権交代を目指すチャンスという。

自民党は初期の判断を誤ったために石破政権の傷を深くすることになり、危うしだ。与野党拮抗する議席を超えて野党が優勢になるか。

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2024.10.6掲載

石破総理の語り口に注意:祖ぷ再選と総理になってからの発言を比較する www.yamotojapan.blogspot.com/2024/10/blog-poist_74.html


石破総理の語り口に注意:総裁選と総理になってからの発言を比較すると

 トーンダウン、「豹変」と石破総理の過去の発言と総理になってからの発言の食い違いが問題になっている。質問との趣旨をずらす国会答弁を「ご飯論法」と指摘した法政大の上西教授が大事なことをあえて言わない石破氏の語ることをわかりやすく対比して報じる大切さをメデイアに提案している(7朝日新聞2024.10.5 上西充子さんのコメントプラス)。

私もそう思うので急いで9月下旬から10月上旬の新聞をチェックしてみた。

                        



石破、野田両首脳被災地能登へ:復興費用、選挙の是非が話題に

 新聞報道によると、石破総理、立憲の野田代表が同時に被災地能登を訪問し、被災現場や避難所を訪問したという。政治おかにとっては被災者に寄り添う姿を見せるのは被災地訪問が一番なのだろう。

何を思ったのか小泉選挙対策委員長が数日前に被災地へ一番乗りした。選挙ができる状況でも確認しに行ったのか。

2人の同時視察は現場の人も大変だろう。当然か 県知事は石破さんについた。2人の現場写真が出ていたが、石破さんは避難所、野田さんは被災地現場だ。

課題としては復興を予備費でするか、補正予算にするかだ。石破さんは予備費と言おうし、小泉さんは早く予算化できるメリットがあると言った。

選挙はどうなるのか。石破さんは臭いものには早く蓋をするために27日投開票を予定しているが、野党はしっかり予算委員会で政策論争し、争点をはっきりすべきだと正論を言う。

党首討論の在り方も与野党で問題になっている。与党は延長を嫌がっている。不記載問題での公認の在り方、旧統一教会問題での組織としての対応が嫌でも問題になる。

選挙を実施できるかも問題だ。立候補者の準備はできているのか、選挙の争点?、そして被災地能登で選挙が実施できるのか。有権者の動静、投票所の確保、選挙での人の確保などどうなのか。

まさか、選挙を強行し憲法違反を訴えられたらどうするのか。

石破政権の無理強いが際立ってきた。

2024年10月4日金曜日

トーンダウン、「豹変」を繰り返す石破総理:決選投票で21票差で旧安倍派、保守系の抵抗か

石破総理の発言が「豹変」しているのか。裏金問題で不記載議員 を原則公認と言ったと思ったら「まだ何も決まっていない」という。打ち上げたせいsカウが反発を買うとトーンダウンする。今後pもこのようなことが頻繁に起きると益々国民の信を失う。

あいさつ回りで野党事務所を訪問した時「石破色を出すと党内で叩かれる」とぼやいていたことは自民党内をよく言い表せているのだ。

正論ばかり吐いて国民の信頼を得ていた石破さんだが、自民党内では正論も通らない現実路線があるのだ。

その背景には高市さんを支持する旧安倍派と保守系議員がいることだ。特に総裁選決選投票で高市さん議員票173票、地方票21票、石破さん議員票189票、地方票26票で21票差で逆転されたが、議員票ではたったの16票なのだ。

これでは高市さんのグループも強気になる。人事では拒否した。

石破転換も安倍路線継承には勝てないのだ。


2024年10月3日木曜日

盤石を破れるか石破総理:ルールを守る自民党に生まれ変わるか

 非主流時代は正論を吐いていた石破さんだが、実際に政権をとると現実主義がのしかかってくる。不記載問題、旧統一教会問題は政治改革として自民党の盤石(?)とみられていた政治手法を破るのが石破さんの課題になってきた。

石破総理が各党にあいさつ回りした時にフッと「石破色を出すと党内で叩かれる」と言ったことがテレビ画面で流れたが、今の石破総理の本音か。解散時期も石破総理の考えとは違って周辺の意見に振り回され、10月27日に投開票が決まり、野党は一斉に反対だ。

石破総理は選挙公約に「国民に伝わる形」で公約をつくれと言い、「ルールを徹底して守る政党に生まれ変わる」という。

そのためか、党内に「政治改革本部」を設置、選挙に向けて不記載問題を抱える候補者の処遇を検討することになった。

また、旧安倍派議員の副大臣、政務官人事で登用を避けたために「居抜き人事」になったという。

前途多難な石破政権だ。自民党のためにも生まれ変わってほしい。

今日の新聞を読んで(704):石破内閣支持46%、不支持30%、人気も落ち目か

 

朝日新聞2024.10.3

国民の人気が圧倒的だったので、石破内閣支持率も60%ぐらいになるのではないかと思っていたが、総裁選以降、従来の石破正論がトーンダウンした結果、朝日新聞の世論調査ではないっ買う支持率が支持46%(読売新聞では51%)、不支持30%の結果になった。

人気度が落ち、仲の悪い麻生さん(08年)の48-36(支持率ー不支持率)に近い。

朝日新聞(2024.10.3)の歴代内閣発足時の支持率を見ると

民主党政権時の鳩山さん(09年)71-14、自民党が野党に下り国民の期待で民主党政権が発足した最初の鳩山政権で、ブランド力もあり高支持率を得たが、党内権力抗争、大風呂敷の政策で人気を落とした。

小泉さん(01年)78-8,「自民党をぶっ壊す」「反対する者は抵抗勢力」、郵政民営化で国民の信頼を得たが、年金問題が噴出しつつあって、早めに辞職した。その後の政権が年金問題で追及を受けることになった。逃げ勝ったの印象だ。

菅さん(20年)65-13、前政権の官房長官で実績を積み評価を上げたが、「選挙の顔」ではないと1年で岸田さんに。

民主党政権時の菅さん(10年)、60-20,市民活動家上がりの総理として人気を得たが、党内抗争、福島第一原発事故などの処理を誤って人気下落。

第1次安倍政権(06年)63-18,第2次政権(12年)59-24,民主党政権から自民党政権に。アベノミクスで日本経済をけん引した。政権維持能力が高く、自民党総裁の任期を3年に変更し長期政権に就いた。

以上を見ると、就任時に高支持率を得たが、政策実行がままならず辞任したrて位、党内のゴタゴタで支持が上がらず辞任した例が多い。

政権内の安定が重要だ。

さて、石破政権はどうか。入閣者が偏っている、解散時期で野党が反対、特に今まで正論を吐いていた石破さんの考え方の整合性が政権維持の重要なポイントになるか。石破色を出すと自民党内で叩かれる危険もある。短命政権で終わるか。






2024年10月2日水曜日

石破総理の最大の課題:過去の自分との戦いか

 掲げる政策、登用した閣僚の問題もさることながら最大の課題は自分の過去との戦いではないか。

納得がいかず、共感すらできない内閣:石破政権は、何時、なんで潰れるか

国民の人気が高かった石破さんが、10月1日 総理に就任したが早くも雲行きが怪しくなってきた。その背景には自民党内で正論を吐き国民に人気があったが、実際に総裁、総理になってみると現実主義がのしかかり何処まで正論を通すことができるか、既にトーンダウンする政策が出てきた。

その政策論争を避けるために10月9日解散、27日投開票の選挙になった。人気が落ちないうちに、荒が出ないうちに国民に信を問うというのか。

野党は予算委員会で政策論争すべきだというが、これは石破さんが総裁選中に言っていた正論だ。今は45分の党首討論で逃げようとしている。

今回の選挙で自民党は党内融和ができたのか。高市さんは党人事を拒否した。幹事長以外は受けないというらしい。安倍政権の時の石破さんは幹事長に就任したことがある。小林さんも拒否した。麻生さんは個人的な恨みがあってか、最高顧問にはついたようだが、記念写真は拒否した。大人げない。

注目は村上さんの総務相就任だろう。アベノミクスや安倍さんの国葬にも反対し、「国賊」と言い反ったことは記憶にある。石破さんの脱安倍がうかがえる。

自問等の問題である裏がね問題、旧統一教会問題はどうなるか。野党は曖昧な法改正など政治改革で追及するだろうし、公認問題で疑惑が持ち上がるだろう。石破さん本人、候補者自身が説明責任を果たすという。旧統一教会問題も今回の入閣者8人が関与していた。

短期決戦の党役員、入閣人事だったが、いわゆる身体検査が十分だったのか。石破さんへの支持の御褒美という感じが強い。

外交では、アジア版NATO構想を発したが、集団的自衛権、他国の事情、対中国で大事奥部か。民主党政権だから日米安保堅持は必要だが、日米地位協定の見直し発言もしている。米j国は拒否しているが、日本国民としては必要だ。

経済運営は難しい。岸田政権の「分配→成長」路線を引き継ぐのだろうが、金利のある経済に向け、利上げをどうするか。物価高対策、低所得者への給付金など。時間給1500円を目指すともいう。今、1000円付近、欧米は2500円れべるだ。

増税も重要だ。こども対策、防衛費への増税は先送りになっている。法人税などの見直し、金融所得課税、さらには社会保障費の見直し。応能負担で窓口負担増、と難しい課題が多い。

防災庁の設置も石破さんの念願の政策だ。能登半島地震、大洪水の被害を考えると必要かと思うが、役人の焼け太りにならないか。

地方の町では商店街がシャッターで閉まっている。石破さんの鳥取でもシャッターが閉まった通りで石破さんの事務所が開いているだけという。地方再生では担当相を兼務させた。

財政健全化はどうなってくるのか。高市さんは積極的財政出動派だったが、加藤さんが財務相に就任、財務省出身だから健全化の方向も出てくるか。財政出動は各政権の人気取りに使われたが、そういう時代は終わった。経済成長にも限界がある。経済大国と言われた日本もGDPは下落一方で世界第5位も目前だ。

石破さんは「納得と共感の内閣」というが、どこに納得し、共感すればいいのjか。


2024年10月1日火曜日

9日の党首討論は石破vs野田で一本化できないか

石破新政権による政策論争に時間がない9日の解散が決まった。党首討論の直後に解散になったのlだ。野党も十分な議論ができないこと 不満タラタラだ。

石破jに民が押し切るのであれば、野党は各党の代表が少ない時間に同じことを質問するのではなく、野党は野田さんに一本化し、石破vs野田の一騎打ちにすべきではないか。

今日のテレビでも石破さんの考えに整合性が見られないことを塩適している。

自民党の問題でもある裏金問題、世襲制など政治改革、中国ロシアの領空・領海侵犯、日米安保、地位協定の見直し、経済では利上げ、増税、岸田政権の成長から分配などしっかり争点を明らかにしてほしい。

人気度で石破さんを選び、悪さ加減の少ない基準で現実路線の自民党政権を支持するのか。国民の判断は今まで以上に重要になってくる。

ぶれる石破総裁、国民の期待を裏切るか:9日の党首討論直後の解散、「がっかり感」に先手か

自民党にあってまともなことを言う石破さんが総裁になり、総理としての期待を一身に受けたかに見えたが、実態は幹事長になった森山さんの言いなりか。

自民党自体の問題である、裏金問題、旧統一教会問題 、政治改革も総裁選ではスルーし、立候補者個人が説明責任を果たす総選挙で国民に信を問うことななった。

解散時期も予算委員会で野党と審議した後、政策上の対立で解散総選挙するものと思っていたが7条解散と言うことは安倍政権の延長線上だ。

石破さんは政治家としてわかりづらい存在だ。一時自民党を離れたが、「青い鳥」はいなかったということで復党した。安倍政権では幹事長の要職にき地方の党員の人気を得た。しかし、永田町では人気がなく総裁選でも逆転敗北の連続だったが、今回は逆転勝ちになり制裁に。

内閣、党役員人事も失望する国民が多くないか。

旧態然とした人事だ。石破支持者の優遇、高市、小林さんらの人事拒否はあったが総裁選候補者の優遇で石破色は何だったのか分からない。

結局実態は森山派という。

早期に解散し、裏金問題、旧統一教会問題、政治改革と自民党で対応すべき課題をスルーし、候補者個人の説明責任で国民の信を得るのだ。そしてかって国会へ帰ってきた議員は「みそぎ」を済ませたということになるのだろう。

石破政権で心配されているのは、日米安保、外交、経済問題があげられているが、従来から自民党内でももめている。

石破内閣=森山内閣、大きな政策の変更はないだろう。