国民の人気が高かった石破さんが、10月1日 総理に就任したが早くも雲行きが怪しくなってきた。その背景には自民党内で正論を吐き国民に人気があったが、実際に総裁、総理になってみると現実主義がのしかかり何処まで正論を通すことができるか、既にトーンダウンする政策が出てきた。
その政策論争を避けるために10月9日解散、27日投開票の選挙になった。人気が落ちないうちに、荒が出ないうちに国民に信を問うというのか。
野党は予算委員会で政策論争すべきだというが、これは石破さんが総裁選中に言っていた正論だ。今は45分の党首討論で逃げようとしている。
今回の選挙で自民党は党内融和ができたのか。高市さんは党人事を拒否した。幹事長以外は受けないというらしい。安倍政権の時の石破さんは幹事長に就任したことがある。小林さんも拒否した。麻生さんは個人的な恨みがあってか、最高顧問にはついたようだが、記念写真は拒否した。大人げない。
注目は村上さんの総務相就任だろう。アベノミクスや安倍さんの国葬にも反対し、「国賊」と言い反ったことは記憶にある。石破さんの脱安倍がうかがえる。
自問等の問題である裏がね問題、旧統一教会問題はどうなるか。野党は曖昧な法改正など政治改革で追及するだろうし、公認問題で疑惑が持ち上がるだろう。石破さん本人、候補者自身が説明責任を果たすという。旧統一教会問題も今回の入閣者8人が関与していた。
短期決戦の党役員、入閣人事だったが、いわゆる身体検査が十分だったのか。石破さんへの支持の御褒美という感じが強い。
外交では、アジア版NATO構想を発したが、集団的自衛権、他国の事情、対中国で大事奥部か。民主党政権だから日米安保堅持は必要だが、日米地位協定の見直し発言もしている。米j国は拒否しているが、日本国民としては必要だ。
経済運営は難しい。岸田政権の「分配→成長」路線を引き継ぐのだろうが、金利のある経済に向け、利上げをどうするか。物価高対策、低所得者への給付金など。時間給1500円を目指すともいう。今、1000円付近、欧米は2500円れべるだ。
増税も重要だ。こども対策、防衛費への増税は先送りになっている。法人税などの見直し、金融所得課税、さらには社会保障費の見直し。応能負担で窓口負担増、と難しい課題が多い。
防災庁の設置も石破さんの念願の政策だ。能登半島地震、大洪水の被害を考えると必要かと思うが、役人の焼け太りにならないか。
地方の町では商店街がシャッターで閉まっている。石破さんの鳥取でもシャッターが閉まった通りで石破さんの事務所が開いているだけという。地方再生では担当相を兼務させた。
財政健全化はどうなってくるのか。高市さんは積極的財政出動派だったが、加藤さんが財務相に就任、財務省出身だから健全化の方向も出てくるか。財政出動は各政権の人気取りに使われたが、そういう時代は終わった。経済成長にも限界がある。経済大国と言われた日本もGDPは下落一方で世界第5位も目前だ。
石破さんは「納得と共感の内閣」というが、どこに納得し、共感すればいいのjか。
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