2024年10月8日火曜日

兵庫県知事出直し選に6人?:乱立は斎藤前知事に有利では

新聞報道では兵庫県知事選に6人が名乗を上げているらしい。それに斎藤さんだ。反対が乱立すれば反斎藤の票が分散し場合によっては斎藤さんが再び県庁に戻ることにならないか。斎藤さんがなかなか辞職の決断をしなかったことは一番適している処置は失職と見たのだろう。

経験を活かし、改革を進めるのは自分が一番適していると思っている。ただパワハラ、おねだり疑惑には「申し訳なかった」という認識はあるが、政治手法に批判が集まったわけではないとみている。

県民に選ばれた県会議員の全員が辞職勧告しながら、その県民が再び斎藤さんを選ぶというおかしなことにならないか。

前例に長野県知事だった田中康夫さんの事例がある。長野県政改革のために産業界が田中さんを希望した。田中さんは県政改革をやりながら目だちがり屋の面もだし「脱ダム宣言」など を訴えた。知事の立場を県民に近づけるために5階の知事室を一階に移し、知事室をガラス張りにするなど改革にも取り組んだ。

しかし、だんだん財界人との間に溝ができ失職したが、出直しで再び県知事に返り咲いた。斎藤さんのようにパワハラ、おねだり疑惑が県職員の反対にあったわけではない。

斎藤さんは3年間務めた改革をさらに進めたい意向がある。考え抜いた処置が失職だったのだ。さすがと言わざるを得ない。

一方、万一再び斎藤さんが知事で返り咲いたら、県会議員はどうするのか。再び県民に信を問うのか。

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