自民党保守系、裏かね疑惑で選挙に厳しい旧安倍派、高市さんらのグループが昭恵夫人も動員し安倍さん頼みの選挙応援をやっている。萩生田さん、丸川さんらの応援演説がテレビで流れる。
今回の選挙は自民党安倍派による裏カネ問題、旧統一教会問題と決別して自民党を再生する選挙ではなかったのか。安倍さん頼みで選挙応援をしあう連中はこの問題をどう考えているのか。
有権者、国民の目は厳しい。最近の時事通信の調査でも支持率は28%まで落ちている。
石破総理は旧安倍派議員とは決別し、安倍派議員を人事から話し、村上さんを総務相に登用するなどその意志が表されたが、選挙のみそぎを得て国会に返ってくると「適材適所」でと言い出した。
高市さんらのグループの頼る「安倍イズム」のどこが評価されているのか。アベノミクスだって検証はされていない。
恐らく保守系として国防、国の安全保障に対する強い発言だろう。台湾有事、中国の嫌がらせ、北の核開発など周辺は問題が山積だが、安倍政権時でも何ら解決はしていない。
言えることは、日米安保の強化で、尖閣諸島は日本の領域、日米安保が適用さえるとトランプ前大刀路湯に認めさせたことだろう。トランプさんが好む二国間交渉が重要なのだ。
アベノミクスの3本のyはどうだったか。異次元の量的緩和で市場にカネをばらまき、円高から円安、株安から株高に移したが、何も安倍政権の政策ではなく、欧米経済の動向と会いまった結果だったのだ。
低金利を維持することで企業は助かっているだろうが、ゼロ金利で企業の体質は下落、利上げは景気に大きく影響すると言って、日銀の利上げは遅々として進まない。今もってリフレ派が力を持っているのか。
金利差が円安を招き物価高に悩まされている。国民、有権者の願いは物価高対策だ。政府は補助金、給付金で一時しのごうとしているが、財源は赤字国債だ。国、地方の借金は000兆円を超え、GDPの2倍を超える悪さだ。
規制緩和にも果敢に挑戦したようだが、内容は安倍さんと交友のある森本学園、加計学園などに新たな利権を与える私利私欲ではなかったか。
更に自分が主催する園遊会などには地元後援会に便利を与えている。
一番まずいのは、大義もない解散総選挙で野党の勢力をくじいたことだ。自民党の圧倒的勢力は一強独裁政権を生み出した。民主政治の崩壊だ。
考えてみても安倍さんの政策を継承する価値はないと思うが。むしろ安倍政権を検証することこそ大事ではないか。
今回の自民党は旧安倍派、裏金問題、旧統一教会問題を抱える保守系とそれらの問題に決着を付けようとするリベラル系の争いそして、日本創生なのだが、結果はどうなるか。
有権者の良識に頼るしかない。
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