2018年11月12日月曜日

これで良いのか安倍外交:日本を取り巻く中国、ロシア、北の包囲網


安倍総理は積極的な外交をやっているが、日本を取り巻く中國、ロシア、北朝鮮の包囲網は「これでいいのか安倍外交」と言う感じがしないか。中国やロシアとの首脳会談で握手するも成果は出ていない。北朝鮮には日朝首脳会談を要求しているが袖にされた感じだ。

独自外交もままならず日本、安倍総理が頼りにするのはアメリカであり、日米安保だ。アメリカの政権が代わるといち早く訪米し友好関係を築くことが政権の基盤になる。トランプ大統領の場合は就任前に握手し歓待された。

ところが在日米軍基地問題、普天間返還、辺野古移設問題は推進する国と阻止したい沖縄県の法廷闘争でぎくしゃくしながらも政府は強硬姿勢を崩さない。

県民投票法が成立し辺野古移設の是非を県民に問うことができるようになった。

さらに神風が吹いたのか台風24号の来襲で辺野古への土砂搬出する予定だった本部港の岸壁に被害が出て土砂搬出が不可能になったという。沖縄県は改修工事が終わるまで搬出を拒否、防衛相は急ぐというが沖縄県は応じない。反対のための反対ではなく物理的に不可能だというのだ。

そうこうしている間に、玉城県知事が訪米した。要人と会談するらしい。アメリカがどう対応してくれるか。確かに沖縄には米軍基地が多すぎる。地位協定の不備もあり県民には大きな犠牲を強いている。

米軍人の質も悪くなっているが兵器の質も落ちている。オスプレイの重なる事故は心配の種だ。こんな軍用機が夜間に日本列島を低空飛行するなんてとんでもないことだ。しかも事故のたびに「安全を確認するまで飛行しない」ことを要望するがすぐに飛行再開をする。米軍の幹部に言わせると「日本政府からそういう要望は受けていない」と言いだすありさまだ。

日本には米軍基地が多すぎる。おまけに「思いやり予算」など必要以上の費用も負担しているし海兵隊のグアム移転でも多額の費用負担をしている。トランプ大統領は逆に「負担増」を強いる。

トランプ大統領は米軍は日本を守っていると思っているのだろうが、逆でアメリカのアジア防衛の要になっているのだ。中国、北朝鮮、ロシアに対する軍事防壁になり自由主義国を守っていることを忘れてはいけない。

中曽根元首相が「地図を逆に見ろ 日本はロシアからアメリカを守る不沈戦艦だ」と発言し物議をかもしたことがあるが、これが本音だ。

中国には手を焼いている。中国との関係改善は尖閣諸島周辺の領海侵犯、領空侵犯がどうなったかで判断できるが、今までの苦虫をつぶしたような習主席とは違って笑顔で握手する首脳会談をやったが、成果は出ていない。

習主席がにこやかに迎えてくれた理由は、米中貿易戦争での中国の不利を日米関係にくさびを打ち込もうとしたこと、さらに一帯一路構想ではアジア諸国とトラブルが発生している。そこを日本にも参加させて見直しをしようとしているのだろう。

あらゆる面で日本の資金をあてにした外交の展開だ。

北朝鮮も安倍総理は独自の外交を目指して日朝首脳会談を要求しているが北は足元を見て「拉致問題は解決済み」を押し通している。安倍総理があまりにも経済制裁強化を訴えたために今は、最大の敵になっているのだ。

何だかんだと言っても経済制裁を緩和し、経済支援に移れば首脳会談ぐらいは答えてくれるだろうが、拉致問題は動かないだろう。

アメリカとの会談でも「非核化」は進まない。正直、核やミサイルを手放すことなど考えていない。各施設が広い国土のどこにあるかなど申請しなければわからないが、正直なことは言わないだろう。

ただ言えることは米朝会談開始の可能性が維持されている間は、ミサイルは飛ばないことだろう。トランプ大統領もそのことだけは評価している。米国の脅威が減っているのだ。

ロシアのプーチン大統領は曲者だ。北方4島返還交渉(?)ではまず日ソ平和条約締結を言い出した。締結後に返還交渉するというのだが、約束はどうか。日本の返還シナリオは違うので会談の場で反論すればよかったが、帰ってきて反論する始末の悪さを露呈した。
おまけに軍事化も進んでいる。ミサイルを飛ばす計画もあるらしい。プーチンが日本に期待するのは極東地区の経済開発での出資だ。「カネ」をせびり取られるだけ。安倍外交は見えすぎている。先の会談での会見では今までファーストネームで読んでいたのが正式な名前で呼ぶようになった。「意に添わぬ会談であった」ことを安倍総理は認識したのだろう。

外交が得意で海外を飛び回っても成果は出ず、防衛費や開発資金の供給量が増えるだけ。憲法改正を大上段に掲げるが内政も点数を稼げる政策はない。これであと3年延長して何をするというのか。

不毛な時を過ごすのであれば政権交代してみないか。野党に渡すのではなく、自民党内での政権交代だ。



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