2019年9月2日月曜日

またまた世論調査で「ポスト安倍」で小泉進次郎さんがトップの29%


日本経済新聞の世論調査で「ポスト安倍」に小泉進次郎さんがトップの29%だ(日経新聞2019.9.2電子版)。小泉さんの何を評価しての結果なのか。調査期間が電子版ではわからなかったが、「できちゃった婚」や「女子アナ合コンに明け暮れた」文春砲を浴びる前の結果なのか。

小泉さんは厳しい政界の波にさらされていない。憲法改正や経済政策など主要な政策で発言していないし、これと言った政策も打ち出していない。だから厳しい質問も浴びていない。記者も今は本人に傷がつかない程度の質問を繰り出し、温存されているのではないか。

国を二分するような政策にはコメントせず逃げ回る。先の参院選の秋田での街頭演説もイージスアショアについて記者の質問にも無言で走り去ったという。その程度の人材なのになぜ、いつもトップなのだ。

安倍さんも18%の支持を得ているが、安倍4選はどうなのか。本人は否定している。二階さんが4選を打ち出したが党内には異論も多い。4選はないのではないか。

石破さんが13%で3位の指定席になった。今までの自民党総裁選では次や次の次を狙って出馬を決める例が多かったが、安倍総理は「ポスト安倍」潰しで長期政権を維持している。安倍さんに刃向かうと干されるとみなみている。

石破さんには弱点もある。派閥活動をやっていなかったので仲間が少ない。20人だったが1人離れて19人になった。総裁選立候補に必要な推薦人は20人と言うことで他派から借りなければならなくなった。石破さんに協力するということは安倍政権では入閣、党人事での可能性はなくなることで今までは好意的でなかったが、安倍総理が去るということで石破さんに協力する国会議員が増えるか。

菅さんが6%の4位につけたが、日本の顔ではない。黒幕的存在で力を発揮する人材だ。菅さんの下では官僚も委縮し公平公正な行政も期待できない。小泉さんに可能性があるとすれば後押しするだろうが。

今まであまりぱっとしなかった河野さんが6%で5位?日韓問題で韓国に厳しい立場を取る姿が評価されたのか。海外を飛び回るが日本外交に役立っているのか。口うるさい連中はスタンプラリーと揶揄している。無役の時は税金の無駄遣いを厳しく批判していたが、外相になると世界を飛び回るために外相専用機を要求する厚かましさだ。

野党から枝野さんが上がっているが、問題外だ。むしろ野党統一に枝野さんでは不可能ではないか。もっと違う人材が出てきて野党統一に向けて動いた方がいいのではないか。

岸田さんの1%にはがっかりだ。これでは総理の眼はない。国民はそう見ているのだろう。派閥の人数も減る一方で先の参院選では自派の議員が4人落選した。おまけに1人は官邸がごり押しした候補者に負けたのだ。これでは求心力も落ちるだろう。メデイアがそう書き立てるので国民の見方も変わってきた。

茂木さん1%、小渕優子さん1%、加藤勝信さん0%では問題外だ。何故この人たちがメデイアのポスト安倍候補に名前が上がるのか。茂木さんは日米貿易交渉の責任者だ。本人たちは「原則的に合意」と言っているが、どの程度国益が害されているかだ。

小渕さんは竹下派での総理候補として、自民党にあって初の女性総理として名前が挙がったのだろうが、バカらしくて話にならない。

こう見てくると次の自民党総裁選はどうなるのか。

総理選びに通じる大事な総裁選であるが本命の姿が見えてこない。安倍総理の後継者育成に問題があったのだ。メデイアがそう追及すると安倍総理は岸田さんに禅譲すべく動くのではないか。次はリベラル系であることは間違いない。

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