2019年9月6日金曜日

それでも文大統領、「たまねぎ男」を法相に?:日本に弱腰を見せたくない一身からか


何でここまで日本のテレビ局が報道に熱を上げるのか。文大統領の異常なまでの曺国氏の法相就任をごり押しする件だ。反日政策を繰り出す文大統領の側近中の側近としてネタには事欠かない。民放のワイドショーは多くの時間を割いて詳細に報道する。

コメンテーターは多くの情報が整理されているボードの紙をめくりながらこれでもか、これでもかと不祥事を繰り出す。次から次へ不祥事が出るので剥いても剥いても変わらないたまねぎに例えて「たまねぎ男」というらしい。

多くが「玉ねぎ男」と呼んでいるが、テレビ朝日、フジテレビは、それでも曺国氏と正式な名前で呼んでいる。各社がワイドショーで取り上げているが、テレビ東京だけはわが道を行くと今のところは報道も控えめだ(?)。

先日は11時間も記者会見をやってのけた。4回ぐらい休憩を入れての実施だったが、だんだん会見場の記者の数が減っていたそうだ。日本の不祥事を起こした政治家、官僚とは大違いだ。

疑惑は娘さんの不正入学から家族の不透明な投資など家族まで及んできたので曺国氏も大変だ。

6日の韓国国会での聴聞会では、閣僚に相応しいかどうかが問われているが、本人は「機会があれば全力を尽くす」と法相就任に期待をにじませる。テレビはあと10分で始まるとか実況まがいの雰囲気だ。

これほどまで不祥事で批判されても文大統領は法相就任にこだわるのか。

大統領側近で反日のキーマンらしいし、自分が大統領を辞めたときにいろんなことで刑事訴追されるのを回避するためか。そういえば韓国大統領で辞任後に刑事訴追、服役している大統領がほとんどだ。

そして最後は日本に弱腰を見せたくないのではないか。

元徴用工問題、慰安婦問題、輸出規制、GSOMIAと反日政策を繰り出している。日本にとってはきちんと反論できるが韓国の側では説明に無理がある感じだ。すでに解決したと思われる問題を蒸し返しているのだ。ホワイト国除外は禁止物質を第三国に密輸した疑いが出ているがそれに対して韓国も日本を除外措置にした。GSOMIA破棄を通告してきたが経済問題を安全保障を持ち出したことで日米韓関係に支障をきたすと米国が猛反対したが聞く耳を持たない。

日本、アメリカを敵に回し、南北統一を目指す北との関係もこじれてきたがどうなるか。ここまで強気でいられるのはどうしてか。背後に第三国の存在がちらつく。

法相就任のごり押しに失敗すると文大統領の求心力は落ちる。危険な賭けに出ている感じだが、どうなるか。

誰かが和解の糸口を作る必要があるが、日韓議員連盟の幹事長である河村下官房長官が訪韓し李首相と会談したとき、早とちりをやって失敗した。「GSOMIA破棄」と「輸出規制」をセットで協議という話を持ち帰ったのだが「事実と違う」とクレームがつき、河村さんも発言の修正をした。

官邸で安倍さんと会談した際にこの話をしたら、安倍総理は即座に「徴用工問題を解決するのが先だ」と拒否したそうだ。当然だろう。珍しく筋を通す安倍総理だ。

今までは政治的な反日だったが、日本製品不買、日本人嫌い、観光のための訪日客減少、航空便の激減、さらには東京オリンピックへもクレームをつけてきた。観光で韓国に行っていた日本女性が韓国男性から暴力を受ける事件まで発展した。

日本のテレビのワイドショー番組でも著名はコメンテーターが「断韓」とフリップに書き国交断絶を匂わせたが、日本までエスカレートしてはいけない。ここは冷静に状況判断すべきだ。

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