2019年9月19日木曜日

小泉進次郎さん 所管外でも考えを示せ!「寄り添ってばかり」では無責任だ

小泉進次郎さん 所管外の問題でも政策を示せ! 得意(?)の「寄り添い」ばかりでは無責任だ。何の権限もなく関係者に「寄り添う」姿を見せていれば皆信用し近づてくるが、大臣ともなればたとえ権限がなくても政策を打ち出すべきだ。国民にとって嫌なことでも丁寧に説明し説得する必要が出てくるのだ。

汚染水海洋投棄発言で原田・前環境相が「海洋投棄発言」をしたが、小泉さんは就任直後に福島県を訪れ関係者に謝罪したという。「心を傷つけた」「寄り添いが必要」「自分は福島の人と復興に努力してきた」と発言したらしい。自分の今までに姿勢を貫いたことになる。

小泉さんが謝罪発言をしなかったらここまで大きくメデイアが報道しなかっただろう。テレビのインタビューで原田さんは自分の心境を述べ「13回も会合を開いたが進まない。ここは自分が捨て石になって解決の糸口を作りたい」と言うのが原田さんの本音だ。

何故、環境相の新旧交代時にお互いに確認していなかったのか。放射能汚染水の海洋投棄は環境省には関係ないことなのか。

一方で大阪市長の松井さんが重要な発言をしている。汚染水が安全なものであることが確認できれば大阪湾で海洋投棄をしてもいいという発言をした。これに対して小泉さんは「会えたら話してみたい」と言ったそうだ。

トリチウム含有排水は、現在稼働中の原発からは海洋投棄されているし、世界的にも認められた行為である。ただ最近韓国が問題にしてきた。

漁業関係者は汚染水にはトリチウム以外に有害物質を含んでいるというし、風評被害を心配している。

ここはどうだろう経産省、環境省が中心になってトリチウム汚染水の海洋投棄の是非を検討したらどうか。経産省では13回も会議をやって結論は出ないという。

それとも半減期の12年が終えるまで海洋投棄を自粛するか。3年で敷地内保管は限界と言うが、それまで経産相、環境相の任期が持つか。それとも漁業関係者に嫌がられることだから決定を先延ばしするか。

小泉さんを入閣させたのも、問題の多いお友達を入閣させた「お友達内閣」という汚名を目くらましするためであるし、安倍さん自身はあまり期待せず「チョッとやらしてみるか」程度の考えだったようだ。

それでも最近のメデイアの世論調査ではポスト安倍で22%の人気を持っている。メデイアは早く「化けの皮」をはがすべきではないか。

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