2019年9月18日水曜日

台風15号千葉県広域被害を考える(2):被害状況をgoogle衛星写真で探索し情報取集収集できないか

今回の台風15号での被害復旧作業で初動に問題があったというが、いかに早く対策本部を設置しても被害の全容がつかめなければどうしようもない。テレビ映像を見て驚くばかりだったのではないか。今回は停電により通信設備、機器が全く使えない状況のなかでどうやって情報収集、情報の伝達が出来るのか。皆が感じるはずだ。

東電が停電の復旧を2日程度と見ていたのも被害状況がわからず、従来通りの被害と見ていたからではないか。被害の状況がわかってくると、鉄塔の倒壊、電柱の倒壊、倒木による電線の障害など末端の配電網に多くの障害が発生していた。

今までわかっている被害では建物の全壊7棟、半壊10棟、一部損傷3895棟、これでも被害の大きかった鋸南町、館山市の状況が把握できていないので今後も増えるらしい。

農業被害では農林水産の被害267億円、農業施設被害171億円と言う。

そこで家屋被害、ビニールハウスなど農業施設被害、道路脇の電柱、倒木などによる通行不能個所などをgoogleなどの衛星写真で調査できないか。それこそAI技術の災害への応用ではないか。

テレビ番組「ポツンと一軒家」は毎週ベストテンの上位の視聴率を稼いでいるが、山間部のポツンと一軒家をgoogle マップで探し、スタッフが現場を訪ねてどんな人がどんな理由で生活しているのかを訪ねまわる番組だ。上空から結構はっきり識別できる。

だから被災地全域を衛星写真で探索し、周りの建物と比べて異常のある家屋、異常な状態の農業施設、稲が倒れた田んぼ、道路の面した電柱の倒壊、倒木による電線の支障など衛星写真で結構把握できるのだ。

そういうことも考えて見たらどうか。ビッグデータをどう利用するか。今の技術では多くの通行人の中から異常な行動する人をピックアップすることもできるのだ。

今回は山間部での被害も大きいという。衛星写真を使った情報収集には適した技術が日本にはあるのだ。

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