2020年3月2日月曜日

マスクの着用の是非:健常者の着用は科学的根拠なし、本当に必要な人に回す協力を

新型コロナウィルスの感染拡大で一人一人が拡散防止に協力すべきであるが、寺田寅彦博士の言うように「正当におそれることが必要」である。その一つにマスクの着用がある。

「うつらない」ために健常者がマスクをすることは科学的にも根拠が薄く、逆にマスク不足の社会的現象が起き本当に必要な人が困るのだ。公衆衛生を少しかじった者にとっては今の状況におどろく。

専門家もWHOも同様の指摘をしている。マスクよりも手洗いが重要だという。

一方で、のどの痛み、咳、発熱など体調異常のある人などは他人にうつさないようにマスク着用は必要だ。

また、子供のマスク着用は逆に危険だとの指摘もある。マスクを外す時に手で触れ汚染した手で顔に触ると感染するのだ。だから着用しない方が安全と言うことだ。

電車に乗った時の光景におどろく。マスクを着用している人が多いのだ。これだと誰が体調不良なのかわからない。健常者がマスクを着用し、体調不良者がマスクをしていない例も出てくる。

健常者は着用を避け、本当に必要な人に回すことだ。北海道の感染が拡大しマスクが必要になるが入手しにくくなったようだ。政府な国民生活安定緊急措置法によりメーカーに北海道に売り渡すように指示したという。

我が家もマスクが少なくなっていたが、近くのコンビニで少し高いがマスクが棚にあった。「お一人様ひと箱」という。富士山噴火で粉じんが首都に入ってきたとき使用しようとゴーグルと防塵マスクを用意していたのでいざと言う時は防塵マスクを使用することを考えている。中国製だが防塵だと口、鼻周りによくヒットし普通のマスクよりよさそうだ。何時か、テレビでこんな物が売れているというニュースがあったが、工事に着用する「防塵マスク」だった。

トイレットペーパー、チッシュペーパーがデマ情報の拡散で店頭から姿を消したという。スーパー、薬店に入ってみると「お一人様一組」「本日分は完売」の表示が出ていた。それでも買い物客でトイレットペーパーの入った袋を提げている人がいたので早めに来れば買えそうだ。

災害時はデマ情報が飛び交う。気を付けるべきだが、ウォッシュレットの便器ではないのか。

何時になったら正常化するのか。マスクはメーカーが増産しているし、中国からも輸入を増やしているという。トイレットペーパーなどはメーカーは「在庫はある」と言う。

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