2020年3月29日日曜日

大丈夫か 4月からの小中高・再開、専門家会議の意向も聞くという


新型コロナウィルス感染拡大防止に小中高一斉休校が要請された後、「一斉休校延期なし」で4月から再開することになったらしいが、28日の安倍総理記者会見では、専門家会議で意見を聞くという。場合によっては再開できない可能性もあるのか。

学校閉鎖は手段として賛否両論だが、今回の一斉休校中、その解除後の児童や学生での新型コロナウィルス感染状況はどうだったのか。学校が再開されてからの比較になる。25日に登校日があり、孫に「休んでいる子がいたか」と聞くと「2人いた」という。理由は分からない。

文科省は各地域の事情により判断を任せているようだが、テレビの報道では学校の現場では具体的な基準がないからどうやっていいか判断に苦しんでいるようだ。

三つの「蜜」対策があるようだ。教室は密室だから換気に注意、教室は狭い。1~2m子供を離すことなどできない。机の間隔は40cmほどだ。会話にも注意だ。マスクの着用が言われている。そのマスクの入手を学校や家庭に任されているが入手はしにくい。安倍総理は記者会見で小中高に布製で選択使用可能なマスクを1100万枚配るという。

又、児童、学生の健康管理をどうするのか。体温や健康状態をチェックするカードを持たされ提示するのか。

学校で急に体調を崩したときの対応をどうするのか。保護者が迎えに行き、後は家庭の問題になるのか。

職員や児童、学生で感染者が見つかったときの対応はどうなるのか。台湾ではSARSの対策時に1人出れば学級閉鎖、2人で学校閉鎖のルールができているといい、対策の先進性が評価され今回の新型コロナウィルスでも感染拡大が防止できたという。

教育委員会、学校はどういうルールを保護者に要求してくるか。「よし それでやってみよう」というルール化が必要だ。学校も必要な情報を確実に伝えることが大事だ。

今回の一斉休校時でも、25日の登校日をメールで連絡するところもあれば、HPで知らせるところもあるし、休み前に口頭で説明されただけというところもあった。

緊急時は学校の能力の差が見えてくる。


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