2020年3月2日月曜日

安倍総理の「小中高一斉休校」要請:北海道の「封じ込めモデル」に遅れを取りたくなかったからか

北海道鈴木知事が道民に「緊急事態宣言」を発した
1700校の休校に続き週末は「外出自粛」要請
封じ込めに成功すれば全国モデルになるという。
後手後手の安倍総理がこれに刺激され奮起したのか?
「北海道に遅れてはいけない」と
民放テレビ情報番組より
安倍総理の唐突な「小中高一斉休校」要請は、北海道が今回の新型コロナウィルスの感染拡大抑制で先行しているため「封じ込めモデル」に遅れを取りたくなくて「やっている振り」をしたいつもの政治姿勢ではなかったか。

専門家会議でも検討されず、官邸内や文科省、自民党など政権与党内でも「判断に時間をかける暇がなかった」(安倍)のだろう。恐らく関係者に相談すると諸々の異論が出て来てさらに北海道に遅れを取ることを嫌ったのだ。

感染が進む北海道の鈴木知事はすでに1700項を休校にし緊急事態宣言では「皆さんの大切な命と健康は何事にも代えられない。ご理解とご協力をお願いする」と言い、「週末の外出自粛」を要請した。

「北海道で感染拡大を抑え込めれば全国モデルにもなる」と鈴木知事は意気込みを訴えた。

恐らくこれを聞いた安倍総理やその側近連中は北海道に封じ込めモデルを作られては立場がないと思ったのだ。政府としても国民に訴える必要が出てきたのだ。

そこで事前の検討もおろそかになったが27日の夕方の緊急事態宣言になったのだろう。首相として国民の命、暮らしを守るため、先頭に立ってやるべきことをやる決断をしたのだ。

しかし、記者の質問を受けるとまた右往左往の議論になるので記者会見後すぐに帰宅した。「政府は何をしても批判される」のだ。

「あまりにも軽すぎる」総理だ、大丈夫か。






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