2020年3月27日金曜日

米中新型コロナウィルス戦争:米は「武漢ウィルス」、WHO、中国は「COVID-19」、名称からつばぜり合い

「武漢ウィルス」と言えば皆わかるが、WHOの「COVID-19って何のこと?」と言われそうな新型コロナウィルスの命名で米国はポンぺオ国務長官が「武漢ウィルス」と言えば、トランプ大統領は「チャイニーズウィルス」と言って中国を刺激する。

WHOは当初から新型コロナウィルスには中国の肩を持つ対応で、早くから名称に地名を入れることに反対し、WHOのテロドス事務局長は「COVID 19」と命名した。あの時、パンデミック宣言をしていれば今ほどの世界的感染拡大はなかっただろうと、WHOと中国の初動ミスを世界は追及している。

その後、事あるごとに習主席の対応を評価し続け、世界的感染が拡大し、どうしようもなくなった時にテロドス事務局長はパンデミックと言いだした。必要なのは「検査、検査、検査」と言うと別の人間が誤解を解くと弁明をする始末だ。

新聞ではテロドスさんがエチオピアで保健相をやっていた時に、国内経済の不振を中国の習政権に助けられた恩義があり、あろうことか、一大事の時に冷静な判断を誤り中国の習政権に肩入れした。

米中貿易摩擦で高関税のかけあいがどうなったか知らないが、人、物が動かないのだから貿易は停滞する。

米中貿易摩擦は米中新型コロナウィルス戦争に姿を変えた。

ポンぺオ国務長官はパンデミックの一義的責任は中国にあると主張するが、習主席は「新型コロナはどこから来てどこへ行ったか」と言いだした。武漢での震源を隠したいのだろう。コウモリを集めて新型コロナの研究中にウィルスが漏れ出したという説がある。「生物兵器」の開発をやっていた疑いも出ている。

本当かどうかわからないが、新しい感染者は出なくなり、武漢は閉鎖解除が予定されている。国内より、むしろ海外から逆に入ってくることを警戒しているのだ。

中国は何を思ったか感染拡大に苦しむイタリアに医師団を派遣、感染拡大阻止に協力を申し出たが、G7メンバー国にも支援の手を差し伸べていることにアメリカは警戒を強める。

火をつけ、消しにかかる「マッチポンプ」だ。

自国の対応のミスにもかかわらずチャンスと見ると覇権拡大を狙う中国に世界は気づくべきだ。







0 件のコメント: