2020年3月20日金曜日

地下鉄サリン事件を考える:「新型コロナウィルス」が生物兵器だったらどうするか


今、「新型コロナウィルス」は158カ国に感染拡大、感染者232686人、死者9827人で終息は見えない。地下鉄サリン事件から25年、サリンは化学兵器、「新型コロナウィルス」が生物兵器だったら我々はどう防御できるのか。

「サリン」は化学兵器、オーム真理教が上九一色村のサテイアンで秘密裏に製造、ある目的があって混乱させるために地下鉄5本の電車内でポリ袋に入れ電車内で破り電車内に散布、乗客、霞ヶ関駅職員など死者13人、重軽傷者6000人以上の被害になった。

化学兵器はロシアも使った疑いが出ているが、日本も唯一(?)の化学兵器を使用された国なのだ。

今回の新型コロナウィルスの出所が疑われている。

当初から現地の病原体研究機関から漏れた説や中国の科学院武漢病毒研究所の「生物兵器」説だ。

新聞などの報道で、コウモリを多数集めてウィルスを研究していたいとか、DNAの配列が80%合致しているとか、権威ある科学誌にも発表されたらしい。

このウィルスの名称をWHOは「COVID-19」と命名したが、アメリカは「武漢コロナウィルス」というし、トランプ大統領も中国のウィルスと主張し、米中で言い争っている。どうも中国の意向をWHOが忖度しても命名したらしい。震源地の地名を入れるのが正論だ。

いろんな疑惑が出てくるが、もし生物兵器の使用と考えたらどうなるか。

中国の武漢という場所に誰かが「新型コロナウィルス」という生物兵器を散布したとするとその防御をどうするか。

新しいウィルスで得体が知れない。クラスターで確実に世界に広がる。何も知らない中国人が観光で世界各地に旅行しばら撒く。濃厚接触、市中感染で確実に感染者、死者が増える。

検査法、治療法は分からない。武漢のようになると医療機関も破綻する。何らかの隔離を急がなければ更に拡散する。

ミサイルのような兵器の使用だと二国間での街の破壊、死者、負傷者、難民の続出で政治経済の混乱を招く。

でも生物兵器だと入出国規制、検査法、治療法の開発と有効な手段を確保するには時間がかかりすぎる。中国のように情報を操作すると更に被害は広がる。

「公衆衛生上の戦争」とマクロン大統領は表現したが、そのとおりだ。「生物兵器」類の研究、使用は絶対に阻止しなければならない。地下鉄サリン事件でよく分かる。


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