2020年10月28日水曜日

小さな記事の大きな課題(9);東京9月の転出超過3638人、大きな動きになるか

 

9月の東京から転出した人が転入した人より3638人多く、3ヶ月連続になるという。要因は新型コロナウィルスで在宅勤務、テレワークが拡大したことで東京郊外に居場所を移したというらしい。 

この傾向が今後も続き大きな動きになるのか。東京の人口が減っていくのか。

今まで東京一極集中を回避するための策が検討された。最近では増田レポートがあるがどうなったのか。「年配者は地方へ」との提言が頭に残る。その増田さんが東京都知事選に出馬したが小池さんに敗れた。もし増田さんが東京都知事になっていたらどんな東京の未来像を描いていたのか。 

裏話として増田レポートに反対したのは他でもない当時の東京都知事だったのだ。此れじゃ無理な話だ。 

しかしコロナで在宅勤務、テレワークの推進だけでの東京郊外への転出だけではインセンテイブが弱くないか。 

中央官庁、大学、企業の本社機能などの地方移転が必要だ。そうしないと郊外、地方に住むといっても東京への通勤になる。消費者庁が徳島、文化庁が京都などに移転、パソナは淡路島に本社機能を含めて移転するという。 

首都直下地震や今回のような新型コロナ、そのほか自然災害で東京が機能しなくなったときに事業などを継続する策を講じる必要がある。 

しかしまだまだ人口も多く国の人口の約1割、若者も多く、歓楽街も多い。新型コロナウィルス感染者数も当然多く、地方で感染者数が増加すると東京からの人の移動が注目される。東京都民の移動自粛もあるが逆に近県からの通勤者の自粛は出来ない。 

私も10年前に仕事があって東京でマンション生活を始めたが、東京もあこがれて住むところではない。日本中、少子高齢化というが高齢化は進んでいる。高齢者の一人暮らし、一戸建ての空き家、庭付きの一戸建てのあとに20m2の小さな木造家屋が数軒建つ箇所があちこちに見える。高級住宅街だったが次第に住環境は悪くなっている。植木屋さんが仕事がなくなっていると嘆く。 

田舎では高齢者の買物難民が増えているが、東京だって例外ではない。500m以内にスーパーがない場合を買物難民とすると私も該当する。時々移動販売車にであう。最近、ローソンが移動販売を始めるというニュースを見た。 

空き家はまず庭の木は伸び放題で道路にはみ出ている。草は背丈まで伸びる。一度植木屋を入れてきれいにするがその後何もしていないのでまた伸び放題。日々の庭の管理が出来ないのだ。二階から屋根まで蔓状の植物で囲まれた家もある。壁の隙間から家屋の中まで入っているのだろう。障子の破れているのが気にかかる。でも売れば数億のカネが入る場所なのだ。

年をとると一戸建ての家は維持管理が難しくマンションに移る人もいるが考え物だ。マンションはドアを閉めれば安全なのは確かだが、予想外にカネがかかることがある。隣の人がどんな人かわからない。面倒ではないが助け合など期待できない。 

年数がたてば区分所有者も高齢化し管理組合の活動も難しくなる。マンションの老朽化が進むのだ。 

街の介護施設を見ると集合住宅の1階で細々とやっている施設が多い。狭い場所に缶詰のようだ。地方の方が庭もあって施設も大きい。 

でも増田レポートのように「年配者は地方へ」と言っても年をとってゆかりもない地方へ出るのも大変だ。テレビ番組の「人生の楽園」を見ると楽しそうだがすべてそうとは限らない。「やらせ」も半分はあるのだろう。 

とっちにしても年配者には住むにくくなってきた。

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