菅政権を監視するには「カラス撃退法」が役立つのではないか。カラス撃退法とは「生ごみの散らかし」などいたずらをしているカラスを見つけると、飛び立ち電信柱や近くの木の枝にとまってこちらをカラスが見ている。
見て見ぬふりをして通り過ぎるのではなく、カラスの方を指差し、しばらく「ジッ」とにらみつけるとカラスも「自分の方を見ている」とわかる。繰り返すことによりカラスはいなくなり、いたずらが減る。これはカラスの専門家が指摘していることだ。
これは政治の世界でもいえることだ。
政権のやることを見て見ぬふりをするのではなく、政策を指摘し批判することだ。若者の政治離れが言われたとき、「何故か」と聞くと「政治に参加する場が少ない」という返事が返ってきたことがある。
でも今は違う。いろんな手段で政治に参加することが出来る。最近ではSNSで情報を発信し政権が取りやめたこともある。
菅政権も今では「他よりマシ」「政策に期待」「信頼できる」と50%中ごろの支持を得ているが、日本学術会議新メンバー任命拒否するが、説明責任を果たさない事例も出てきた。菅総理の本性が見えてきたのだ。
「悪い慣習は打破する」「スピード感を持って」「安倍政権政策を継承する」「政策に歯向かうものは遠ざける」など言いたい放題言っているが、官房長官時代の記者との受け答えは「国民に向かっている」という意識に欠ける。
国会での所信表明をしないうちに外遊を始めた。そんなに急ぐベトナム、インドネシアの訪問だったのか。中国へのけん制の意味もあったのだろうが肝心の中国への対応がいい加減だ。こんなことで訪問国が信頼してくれるか。
カラス撃退法で菅政権をしっかり監視すべきだ。
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