2018年6月17日日曜日

17日群馬県南部地震M4.6,震度5弱:中央構造線、深谷/柳瀬川断層帯に接近



震源は前橋、伊勢崎付近でこの付近には中央構造線断層帯
と関東平野北西縁断層帯が接近している場所なのだ。
「活断層&活火山 最新ハザードマップ」に震源と
2つの断層帯を図示した
17日、15時27分、群馬県南部地震発生、M4.6,震度5弱とテレビは伝える。珍しく大きな揺れだと思った。私には感じなかったが孫が揺れたという。

後で調べると震源近くの前橋、伊勢崎、桐生で震度4だが、少し離れた渋川で震度5弱だ。首都圏では大きな揺れだった。

Tenki.jpで群馬県南部地震の発生状況を調べてみたが2018年3月30日、8時17分茨城県北部M5.1,震度4と今回の地震と2件だけだ。

でも気になることがある。

この付近は、中央構造線断層帯が諏訪から北上し群馬県下仁田で露頭が現れ、下仁田の町の下を通って高崎付近からJR高崎線に添って大宮付近で土浦、潮来付近を抜けて太平洋に出る断層帯の存在が推定されている。

一方、行徳付近から柳瀬川断層帯が行田付近に伸び、そこから高崎付近へ深谷断層が伸びる関東平野北西縁断層帯も存在する。

この前橋、高崎付近はこの2つの断層帯と接近しているのだ。

首都圏直下地震の発生は何時起きても不思議ではないと考えられているが、今回のような地震がきっかけになる可能性もあるのではないか。恐れる事はないが、無防備は心配だ。



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