2018年6月21日木曜日

今日の新聞を読んで(161):安倍総理の「はぐらかし発言」、助けているのは官僚


「モリカケ」問題で相変わらず野党の攻勢が続く。安倍総理の答弁は「はぐらかし」と映るが、其れを書いて助けているのは、忖度で責任を追及される官僚ではないか。

新聞報道では20日夜、ステーキ店で会食した安倍総理が「もう集中審議はやめてほしい」と言ったそうだが参加者の一人は「そうはいかないでしょう」と応じたようだ。

安倍総理は相当まいっているようだ。だから外交で外遊し逃避行をしている。今度はベルギーなどを回るそうだ。国内でこんな不祥事を起こしている安倍総理を関係国は本当に歓迎しているのか。

国会審議での安倍答弁には困ったものだ。ハグラカシは目に余る。

元をただせば官僚が作成した「不都合な真実」を隠すペーパーの棒読みで発言と発言の間の整合性を図っているだけではないか。

嘘をつくのも大変なのだ。頭がよくないとすぐボロを出すのだ。

自分や妻の不祥事、悪行を官僚のせいにし逃げようとするが、その官僚が総理の弁解に知恵を提供しているのだ。東大を出て、国家公務員試験に受かり希望をもって入省してもやっている仕事は人間の仕事ではない。

もうそんな助け合いは止めて自分の言葉で真実を話したらどうか。気分は爽快になるだろうが無茶苦茶になり辞職の憂き目になるだろう。

それが本当の姿なのだ。

愛媛県に提出した報告書に安倍―加計会談があったという記述が国会で問題になると「あれは嘘だった」と加計学園のNO2が言い出した。その弁明会見を加計理事長がやったのが大阪府北部地震が発生した翌日だ。どさくさに紛れての会見で逃げようとした。

「今なぜ」と問われ、緊急の理事会を開き自分の処分を含め決まったから急きょ記者会見を開き発表することになったという。

その会見後、官邸を去る安倍総理に記者が「加計理事長が記者会見しましたが」と問いかけると無言のまま記者団の前を通り過ぎた。

このことからも緊急記者会見は今国会閉会前に収束しようとした安倍官邸の魂胆が見える。

岡山での緊急記者会見での映像に広報が「すべて理事長の指示」と言っていた。

だったら、安倍―加計会談のあったことを愛媛県に報告させたのも加計理事長の指示ではなかったのか。事務局長の独断、しかもその場の雰囲気でできるものではない。

安倍官邸にいじめられ、その安倍を助けるのは、これも官僚だ。国家公務員を雇っているのは安倍総理ではなく、国民なのだが・・。


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