2018年6月13日水曜日

トランプ大統領に「非核化」「体制保証」「終結宣言」は所詮無理だったのか


トランプ大統領に多国間枠での北朝鮮の「非核化」、「体制保証」、「終戦宣言」は所詮は無理だったのか。G7のように引っかき回す事はやれても世界のリーダーとして多国間をまとめていく政策にはトランプ大統領は出来ないのだ。

大筋合意を取り付けても米国、北共に疑心暗鬼で継続審議しかなかったのだ。米vs北、韓、中、露の構図でのこれらの解決は相当しんどいはずだ。

「1分で分かる」と豪語していたが口から出任せだった。

メデイアの評価も初めての会談としては評価出来ても内容には不満が残る。期待していた共同記者会見などのサプライズもなかった。これから高官による協議を進めると発言しているが、トランプ大統領本人もこの内容では米国内の選挙民を納得させることは出来ないと思っているのだろう。

今後、北は中露との調整、米は日韓との調整が進むだろうが、今のところは内容には言及せず、北、アメリカ共に自分寄りの見解を示している。

それが誤解につながるようなことにならなければ良いのだが、批判合戦の危険もある。

安倍総理もトランプ大統領頼みのやり方は反省すべきだろうが、日朝会談の可能性は厳しい。おカネ次第だろう。何をするにも「いくら出す」で始まる恐れがあり、功を焦った安倍総理がカネは出すが騙されて終わる事も考えられる。

海外のメデイアはどう評価しているのか検索してみた。

フランスは「曖昧な内容」、ドイツは「ショーは終わり」「一歩に過ぎない」と期待外れの評価の一方で、インドは「前向き」、パキスタンは「期待」と評価する意見もある。EUの「重大で不可欠な一歩」が大方の評価だろう。

アメリカのメデイアは「何を話し合ったのか」と批判する。一方、北は「段階別、同時行動の原則」で一致したと言うがそんな表現は合意文書にあるのか。

合意文書は「包括的な内容で世界は感心するだろう」と期待感を匂わすが、全ては今後の協議次第になる。

今回のシンガポールの北の行動を見るとアメリカと対等の「核保有国」のプライドを持った姿が手に取るように分かった。

米vs北の二国間では片づかず米vs中露の構図が背後にある事をトランプ大統領は知っているから取り敢えず今回は第1回目の米朝会談として手の内を出さなかった事も考えられる。

トランプ大統領のツイッター、北のメデイアの評論に注目だ。

0 件のコメント: