2020年5月8日金曜日

何故、パチンコ店に走る?:休業要請より必要なのは「安全対策の強化」では

この新型コロナウィルス感染拡大に国民が全力で取り組まなければならない外出自粛要請、休業要請にパチンコ店が応じないケースが出て来ている。応じる業者もあれば応じない業者もあり、業界の統制が取れていない。

休業した都、県から休業していない県にファンが異動し、駐車場は県外ナンバーで満杯らしい。

何故、外出時自粛要請が出ているのにパチンコ店に走るのか。テレビのインタビューを聞くと、「感染リスクは覚悟している」「感染リスクより負けのリスク」と言ったり、「暇つぶし」「一攫千金(?)とは言えないが生活費を稼ぐため」と利用者の考えもある。

一方、メリットもある? 家庭内でぶらぶらして家庭内暴力、子供への虐待が少なくならないか。

業界側にも開業しなければならない理由がある。休業しても収入はなく、家賃や人件費で月に1000~2000万円かかるらしい。休業すれば倒産か廃業らしい。

そこで、休業要請より「安全対策の強化」で対応できないか。

例えば、店内の空気は強制排気する。マスク着用、会話はしない、使用前後の台の消毒、入場時の手洗い、検温、熱や風邪気味の人は入場禁止。店内で飲食禁止。一台置きに配置、最初の15分で出なければ早めに止める。

パチンコ店がクラスター源にはならないだろう。なぜなら、感染者が「パチンコに行っていた」とは絶対に言わないからだ。言えば大勢の人に迷惑がかかることぐらい知っているからだ。

これから新型コロナウィルスの感染防止は長丁場だ。2022年までかかるという報告もある。

更に「新しい生活様式」も構築しなければならない。そのためにも休業要請、指示ではなく「安全対策強化」で対応すべきではないか。


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