2020年5月28日木曜日

どうなる告示が迫る東京都知事選(2):宇都宮さんvs小池さんの一騎打ちか、堀江さんは?

6月18日に迫っている東京都知事選へ出馬表明した宇都宮さんが27日記者会見し公約らしきものを発表、一方出馬表明は6月に入ってからと言う小池都知事との一騎打ちになるのか。堀江さんも出馬を考えているようだが、「東京改造計画」を見ると実現可能性のある提言は乏しい。

前々回は次点、前回は野党統一候補になった鳥越俊太郎さんに譲って辞退した宇都宮さんが記者会見で公約の一部を発表した。

新型コロナウィルス対策では非正規従業員、フリーランス、学生などへの支援を訴え「生存権」をかけた選挙だという。今進められている都立病院、公的病院の独立法人化を中止、東京オリンピックも専門家は開催無理と判断すれば早めに中止を決め、無駄な出費を減らすという。

小池さんは前回は「風」に乗って飛ぶ鳥も落とす勢いがあった。そして自民党都連を敵に回し都民の支持を得た。東京にはミーハー票が3割というから小池さんには有利、宇都宮さんには不利だろう。

でも堀江さんが出馬すれば隠れ自民候補とも見られており小池さんの票を食えば宇都宮さんには有利か。

その一方である小池現知事はいまだ出馬表明はせず、6月に入ってからだそうだ。それまでは新型コロナウィルス対策で毎日テレビに出て都知事選の選挙対策に利用するつもりではないか。

東京オリンピック、新型コロナウィルス対策では安倍総理の尻をたたき「やってる姿」を見せつけた。出来もしないのに海外でやっている都市閉鎖などを先走って煽るために安倍総理の緊急事態宣言の発出を遅らせたとも言われている。安倍総理は小池知事が都市閉鎖を煽るものだからここで緊急事態宣言をすると国民はどう感じるか危惧したためと言われている。

他に自治体が羨むほどの財源を持っていたために1兆円にも及ぶ生活、事業支援策を打ち出しているが、その財源は先の選挙で敵視した石原元知事の時に蓄えたものだそうだ。

では今回、小池知事御得意の「誰を敵」に回すのか。自民党は支持を得る必要があるので敵視できない。野党は問題外だ。新型コロナウィルス対策、延期したために増えた3000億円の行くへ、中止の可能性もある東京オリンピック対策など今回の敵は自分自身ではないのか。








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