トランプ大統領が画策していたG76月開催もメルケル首相の「今は新型コロナウィルス対策」で辞退したことで取り止めになり9月に延期されそうだ。そうなると国連総会開催とも関連し各国首脳が国を離れニューヨークに会することになる。
トランプ大統領は大統領選を控え今、対中国に始まり米国が抱えている諸問題を伝統的同盟国も加え幅広く支持を得たい考えだろう。
トランプ大統領は、ロシア、韓国、オーストラリア、インドを招待するという。ロシアを戻しG8お考えているという。
安倍総理は6月開催では「状況が許せば参加」の意向だったが、9月ともなれば10月からの臨時国会が控えている。その時日本での新型コロナウィルスがどうなっているかわからないが、安倍総理に対する野党の国会追及は続くだろう。「桜を見る会」「夕食会」の公選法違反、政治資金規正法違反疑惑で安倍総理自身も告発されているし、黒川問題の処分の軽さも官邸が口出ししたためではないかと疑惑がもたれている。
内政のゴタゴタ、内閣支持率の低下を得意とする外交(?)で挽回しようという考えもあるだろう。新型コロナウィルス対策での入出国制限、経済再開発、第2、第3波への対応、ワクチン、治療薬開発促進など重要議題は多い。
国連総会開催と同時だから国連に出席し演説するよりも各国との二国間交渉で成果を上げたいところだろうが、そううまくはいかない。アメリカトランプ大統領追随は危険であるし、ロシアとの北方4島問題も暗礁に乗り上げ、中国とは習主席の訪日など考えられない。韓国とは、また「すれ違い」のあいさつ程度か。
またトランプ大統領とは大風呂敷のお土産の持ち帰りはやめてほしい。今の安倍総理に外交を任せること自体が危険なのだ。
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2020.5.30掲載
トランプ大統領のワシントンG7:メルケル首相辞退、安倍総理?
yamotojapan.blogspot.com/2020/05/blog-post_89.html
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